ザイオン・ウィリアムソン

ペリカンズがドラフト1位指名権獲得【ザイオンウィリアムソン事変】

2019年NBAドラフトの抽選が行われました。

久々に、プレーオフ以外でNBAの話題で盛り上がりましたね。

大方の予想とは違う方向に進む抽選会となったので、いくつかのエピソードを特集していきます。

各チームの1位指名権獲得確率

ドラフト順位抽選会というよりも、ザイオンがどこのチームにいくのか決定戦みたいになっていました。

1位指名権を獲得したチームはほぼ確実にザイオンを指名すると見られているので、実質この日でザイオンが来季何色のジャージを着るかが決まるだろうと。

ドラフト前の時点で、各チームの1位指名権獲得確率は明らかになっていました。

ニックス・サンズ・キャブズが14%で並ぶ確率

その中でも、来季ザイオンを含めたスーパースターチーム結成を狙うと見られていたニックスが大本命でした。

やっぱり似合ってるんだよなあ。

怪物選手には、ニックスのような古豪チームがしっくりくる気がします。

キャブズとサンズも同じ指名確率を持っていたのに、ザイオンのニックス入りばかりが注目されていたのは、今思えば不思議な状況でしたね。

ただ、抽選会前の時点では、各チームがザイオン獲得の希望を少しでも抱いていたと思います。

2014年には、1.7%の確率を当ててキャブズが1位指名権を勝ち取った事例もありますしね。

1位指名権獲得はまさかのペリカンズ

抽選結果は、予想外のものになりました。

1位指名権獲得は、ニックスでもサンズでもキャブズでもなく、まさかのペリカンズ

ニックス無念。

ニックスファンがリアルタイムで抽選会の模様を視聴する様子がこちら。

同じく14%の当選確率を持っていたサンズとキャブズがすでに漏れ、さらにレイカーズの4位指名決まったことで、1位指名権の獲得が濃厚になったニックス。

これに狂喜乱舞していたニックスファンでしたが、直後にニックスの3位指名が決まりガックシ。

テンション100→0のお手本のような映像。笑

ザイオンの心境はいかに?

自身を指名するチームに関して特にこだわりわない、というようなスタンスを見せていたザイオンでしたが、本人は今どんな心境なんでしょうね。

抽選会直後には「ペリカンズの1位指名が決まったあと、ザイオンは素早く部屋を出て行った」という報道が拡大されていました。

が、実際の様子はこちら。

デューク大でチームメイトだったRJ・バレットとじゃれ合いつつ、穏やかな表情です。

メディアの言うことを鵜呑みにしてはいけませんな。

実際、この映像が終わった3秒後に、走って部屋を出て行った可能性もあるわけだし。笑

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ペリカンズのアンソニー・デイビスはどうなる?

2018-19レギュラーシーズン中にも大きく話題となった、アンソニー・デイビスの去就問題

オフシーズンに入ってからも、デイビスが一貫してトレード希望の姿勢を貫いているとのことでしたが、ペリカンズの1位指名権獲得後も、このスタンスに変わりはないとされています。

ポジションが被っているわけではないザイオンとデイビスは、チームの主戦力として両立することもできると思うんですけどね。

ただ、ザイオンレベルの怪物が加入することになれば、新エースを中心とするチームへと一から作り直すのも一つの手になってきます。

 

報道によれば、ペリカンズ側はザイオン獲得をほぼ確実にした今でも、アンソニー・デイビスの残留を希望しているとのこと。

残留にしろ移籍にしろ、オフシーズン中に白黒はっきりとした決断が下されるといいな。

レイカーズが4位指名権獲得の朗報

この抽選会で一番の強運を見せたのはペリカンズで間違いないですが、参加チームの中で下から4番目の1位指名確率だったレイカーズも大健闘を見せています。

カイル・クズマによる「神引き」が来季のレイカーズの未来を変えることになったかも。

睨めっこ対決ではザイオンに勝てなかったけども。

抽選会後のクズマのツイート。

『みんな、「王の手」を見てくれた?』と自分の神引きについて振り返っています。

そしてレイカーズに在籍する本物の王様も、この抽選会結果にご満悦の様子。

2019NBAドラフトが待ち遠しい

順位ごとの指名チームが確定した中での、雑誌『SLAM』による最新のモックドラフトがこちら。


9位には、我らが『HACHIMURA』の名前もあります。

ザイオンの行き場所がほぼ決まったとはいえ、やっぱり実際に名前が呼ばれる時には興奮があるだろうし、チームによってはドラフト直後にトレードに乗り出すこともあるだろうし。

ドラフト当日が楽しみです。