ベン・シモンズ

ベン・シモンズのNBA2年目について【ケンダル・ジェンナー】

17-18シーズンの新人王、ベン・シモンズ。

2016年のドラフトでNBA入りしましたが、1シーズン目を怪我でまるまる棒に振ったため、コートに立つのはまだ2年目です。

17-18シーズンには、得点・リバウンド・アシストでのマルチな活躍が評価されたシモンズ。

そんな彼の2シーズン目はどんなものであるか。

2018-19シーズンのベン・シモンズ

大きな怪我もなく、レギュラーシーズンに79試合出場した18-19シーズンのシモンズ。

1年目の時点で、スーパースター予備軍と言える素晴らしい個人成績を記録していたシモンズが、2年目にどこまでレベルをあげられるのか、期待はデカかったはず。

シモンズの17-18シーズンと18-19シーズンの主要スタッツを比較してみましょう。

2017-18シーズン33.7分出場 15.8得点 8.1リバウンド 8.2アシスト 1.7スティール FG54.5% 3P0% FT56.0%
2018-19シーズン34.2分出場 16.9得点 8.8リバウンド 7.7アシスト 1.4スティール FG56.3% 3P0% FT60.0%

スバリ、18-19シーズンのシモンズに大きな成長は見られません

2年目の選手としては優秀なスタッツだとは思いますが、何かレベルアップを感じさせるものが欲しかったなと。

3Pを少しでも形にしてくるとか

17-18シーズンに13本放って1本も入らなかった3Pは、18-19シーズンでも0/8と、成長のあとが見られませんでした。

とりあえず、自身が抱えるアウトサイドの課題に取り組む気がないということは、伝わってきましたね。

 

昨季と同じくインサイド主体の得点パターンが目立ったシモンズのシーズンハイは、2度記録した29得点です。

17-18シーズンはリーグ3位の12回のトリプルダブルを記録していましたが、18-19シーズンも同じくリーグ3位となる10回のトリプルダブルを達成しており、マルチな活躍ぶりは流石です。

ベン・シモンズとドノバン・ミッチェルを比較

17-18シーズン、ベン・シモンズと並ぶ新人王候補が、ジャズのドノバン・ミッチェルでした。

パフォーマンスではややシモンズが上回るものの、正真正銘のルーキーであったミッチェルの方が、実質2年目のシモンズよりタイトルにふさわしいとの声も。

ミッチェル自身が、ルーキーの意義について主張するフーディーを身につけてきたことも話題となりました。

新人王投票は結構な激戦になるのかな、とも思っていましたが、最終的な1位票の数を比較すると、シモンズの90票に対してミッチェルが11票という、かなりの大差に。

18-19シーズンのシモンズとミッチェル

それでは、18-19シーズンのシモンズとミッチェルの活躍を比較すると、どちらに分があるのか。

特に意味のない比べものではありますが、興味本位で。

ベン・シモンズ34.2分出場 16.9得点 8.8リバウンド 7.7アシスト 1.4スティール FG56.3% 3P0% FT60.0%
ドノバン・ミッチェル33.7分出場 23.8得点 4.1リバウンド 4.2アシスト 1.4スティール FG43.2% 3P36.2% FT80.6%

プレースタイルが異なり、そもそもポジションも違う二人のスタッツを比較するのは難しく、どちらが優れているのか一概には言えないところです。

ただ僕の見解としては、18-19シーズンにベターなプレイヤーであったのは、ミッチェルの方だったのではないかと思いますね。

シモンズのインサイドでのドライブや、得点以外の能力の高さも魅力ですが、より可動域の広いミッチェルの方が、現時点では見ていて面白い選手だなと。

かつて新人王を争った二人というのは、キャリアを通して比較され続けたりもするものなので、今後のシモンズとミッチェルの関係性も楽しみの一つです。

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ベン・シモンズとケンダル・ジェンナー

シモンズは、超有名モデルのケンダル・ジェンナーと交際中。

モデル業界に全く興味がなくとも、名前を聞くことのあるビッグネームです。

一度は破局が報道されていましたが、今は復縁し、仲良く二人の時間を楽しんでいるご様子。

シモンズの試合にも堂々と観戦に訪れています。

ちなみにこのときの76ersの対戦相手であるキャブズには、ケンダルの姉・クロエと交際するトリスタン・トンプソンがいるという、人間関係の交差。

クロエの妊娠後に浮気が発覚し、世間から袋叩きにあったトリスタン。

フリースロー時には、ケンダルも楽しそうにブーイングを浴びせていました。

 

18-19シーズン中には、シモンズ×ケンダルのニュースが流れてくることが何度かありました。

プレーオフでのベン・シモンズ

デビューから2季連続でプレーオフに出場しているシモンズ。

18-19シーズン、イースタンカンファレンス3位の76ersは、優勝も射程圏内のチームです。

そんなシクサーズをリードしたいシモンズのパフォーマンスは、正直いまひとつなところ。

カンファレンスセミファイナル・ラプターズ戦でのシモンズのスタッツは以下の通り。

第1戦14得点 9リバウンド 3アシスト 2スティール FG7/8 FT0/1
第2戦6得点 7リバウンド 5アシスト 2スティール FG3/6 
第3戦10得点 7リバウンド 7アシスト FG5/13
第4戦10得点 5リバウンド 4アシスト FG5/10 FT0/2
第5戦 7得点 7リバウンド 4アシスト 2スティール FGFG3/5 FT1/1

現在ラプターズが3勝2敗でリードしているこのシリーズですが、シモンズはちょっとインパクト不足ですね。

最近のシモンズの試合を観た人の多くが感じていることだと思いますが、どう考えてもシュートレンジは拡大すべきです。

ガード選手に遠距離の武器があった方が、ゲームメイクにも幅が出るし。

レギュラーシーズンで60%の成功率に沈んでいるフリースロー含め、シンプルにシュート練習が必要だと思います。

まだまだレベルアップできるシモンズ

今は、「ポテンシャルの高い選手」というような評価が妥当だと思います。

シモンズが飛び道具を手にすれば、すぐにスター選手の仲間入りを果たせるはず。

まだ22歳のシモンズが、どれだけの選手になっていくか。