2年連続でシーズン平均トリプルダブルを達成した史上初の選手であるウエストブルックが、今季もやらかしそうな予感です。
18-19シーズンも平均トリプルダブル(以下TD)で進行中。
シーズン1/4経過でこのスタッツを記録している時点で怪物認定ですが、さらにこのペースをシーズン最後まで貫いてくるのがラッセル・ウエストブルックなのです。
3年連続平均トリプルダブルへ
平均TDを達成した過去2シーズンに比べて、今季のラスはFG試投数が少なめです。
16-17:24.4本
17-18:21.1本
18-19:19.3本
数字は現地12/6時点のもの。
そして、現時点での今季の主要スタッツ↓
22.7得点 10.1リバウンド 10.0アシスト FG46.2% 3P22.4% FT63.2%
シュート本数の低下にしたがって、平均得点も少なくなりました。
そして、このFG46.2%というのはラスにとってキャリアハイの数字です。
プレー効率をあげた上で平均TDを達成してる今季のラス最高じゃん!と言いたいところではありますが、3PとFTの確率の悪さは目に付きますね。
FGで自己最高を記録していると思ったら、3P%とFT%はキャリアワーストの数字。
この2項目は、16-17に初めて平均TDを達成してから年々確率が下がり続けています。ここは、ちょっと気になるところです。
ポール・ジョージの援護
デュラント退団からはチームのトップスコアラーとなっていたラスですが、今季のサンダー1番のポイントゲッターはポール・ジョージです。
ジョージはここまで、24.3得点というキャリアハイの数字を記録中。
ラスに加えてもう1人チームにフィニッシャーがいるのはデカい。
関係もかなり良さ気な二人。
今オフ、ジョージがサンダー残留を決定していない時から、ラスは積極的にジョージと交流していました。
結果的に最高の相棒を手にすることができましたね。
…
ラスの得点面での負担が増えることで、これまでよりも平均トリプルダブルの難易度は少し下がったのではないかと思います。
そもそもシーズン平均TDを狙う時点で難易度は絶望的なはずですが、ラスはどう考えても生まれた星が違うので。
チームとしても、まさかの4連敗スタートの後にもち直し、現在サンダーはウエスタン3位の位置にまで上り詰めました。
やや慣れてきてしまった感のあるラスの平均トリプルダブルを、驚きの感覚をリセットして見届けたいと思います。