選手たちが赤裸々な思いを綴る媒体としておなじみの“The Players Tribute”に、アレン・アイバーソンが寄稿しました。
アイバーソンが自分の言葉で自身のことを長く語る機会は、これまでそうなかったと思います。
その中で発表した、アイバーソン考案の「歴代最高スタメン」のメンツが話題です。
歴代最高スタメン by THE ANSWER
アイバーソンが選んだALL-TIME NBA STARTINGの5人。
主なキャリアスタッツと合わせてどうぞ。
- ステフィン・カリー
23.3得点 4.4リバウンド 6.7アシスト 3P43.8%
- マイケル・ジョーダン
30.1得点 6.2リバウンド 5.3アシスト FG49.7% 2.3スティール
- コービー・ブライアント
25.0得点 5.2リバウンド 4.7アシスト
- レブロン・ジェームズ
27.2得点 7.4リバウンド 7.2アシスト FG50.4%
- シャキール・オニール
23.7得点 10.9リバウンド FG58.2% 2.3ブロック
こちらは“The Players Tribute”にて掲載された時と同じ並びで書き出しています。
これを見る限り、上から順に1〜5番のポジションを振っていけば良さそうですね。
正規ポジションではSGとして被るMJとコービーを、コービーのSFコンバートによって同時選出しました。
以前デュラントが自分の中でのベストチームを公言した時もこの二人は選ばれていましたが、デュラントの場合はMJの方をSFに置いていました。
また補足として、アイバーソンのこのメンバー選考には“EXCLUDING MYSELF(自分を除いて)“という茶目っ気のある前提があります。
この中にもしアイバーソンを入れるのだとすれば、カリーと交代することになりますかね。
一見接点がなさそうな二人ですが、09-10シーズンには2度の直接対決を果たしています。
このシーズンがカリーのデビュー年であり、アイバーソンが最後にNBAでプレーした年でもありました。
アイバーソンのグリズリーズ在籍期間は3試合のみでしたが、そのわずかな試合数の中でルーキーカリーと初対面。
そして、76ersに移籍してからもう一度対戦。
当時は上手いようにしてやられていたカリーが、今やアイバーソンから歴代最高のPGとして選出されるまでになるとは、感慨深いです。
…
現役時代は唯我独尊キャラだったアイバーソンが、今となって自分が特にリスペクトする選手5人を発表しているところに味わいがあります。
アイバーソン以外のレジェンドの間でも、Myベストスタメンの公開が流行してくれれば面白いです。