レイカーズの好調は素直に嬉しいんですけど、シーズン経過ごとに浮き彫りになってきた『レブロン依存』には、ややうしろめたさも感じます。
白星の多さだけを喜ぶのではなく、そろそろレブロン一人への負担も問題視すべきですかね。
球団社長のマジックも、今季レイカーズの『戦術・レブロン』化についてコメントしています。
— Bleacher Report (@BleacherReport) 2018年11月29日
「彼の出場時間を管理し、彼に全てを任せるのをやめようとしている。今はクリーブランドと全く同じやり方になっているが、そうはしたくないんだ。」
マジックの言う通り、今のレイカーズは昨季のキャブズに近い状態になっています。
ロサンゼルス・レブロンズにはなってほしくない
僕はレブロン以外の選手に昔から思い入れがある分、まだ他のレイカーたちにも目がいくんですが、特にレイカーズに関心のない人は今のチームを見てどう思うんだろう。
やっぱり、『昨季のキャブズと同じじゃん』という感想になるんでしょうか。
昨季は散々キャブズの事を「クリーブランド・レブロンズ」だなんて言ってきたけど、レイカーズに「ロサンゼルス・レブロンズ」になってほしくはないな…
レブロンのここまでの平均出場時間は35.0分となっており、実はこれはキャリアで最も少ない数字です。
過去2年はリーグトップの出場時間(16-17年:37.8分,17-18:36.9分)だったことを考えれば、状況はよくなっているようにも思えますが…どうだろう、誤差の範囲かな。
要はチーム1位の出場時間というところが問題な気がしますが、レブロン頼みのこの状況では、これ以上ミニッツを減らすのは無理ですね。
「レブロンの個人ハイライト≒チームの全体ハイライト」となる現象が多くなってきています。
「レブロンの負担を減らせ」と口で言うのは簡単でも、これだけの支配力を持った魔王がチームにいると、どうしても頼ってしまう。
イングラム・クズマ・ロンゾの3人がさほど目立たない
「イングラムがパッとしない」
「いや、まだ3年目だぞ。気長に成長を待て」
みたいな言い合いがレイカーズファンの間ではよくありますが、正直僕もイングラムの緩やかな成長曲線には痺れを切らしつつある派です。
もっとガツンと結果を出せないものかと思ってしまう。
レブロンと同時出場だと、パフォーマンスが下がるというデータも。
I really hate 23 man pic.twitter.com/gdvonx5q6X
— boboyega (@HTLRPaperstacks) 2018年11月29日
露骨な数字ではあるけど、「じゃあどうするか?」と言われると難しい。
クズマとロンゾにも言えることだけど、おそらくレブロンがいなければ個人成績はもっと上がるんだろうと思います。
ただしそうなると、白星と黒星の数が逆転してしまうと。
特に推しのクズマの平均20得点超えはものすごく望んでいるんだけど、レイカーズファンとしては、やっぱりレイカーズの勝利が優先です。
現時点で全試合に出場しているレブロンを欠くとレイカーズはどうなるのか、非常に興味がありますね。
レブロンの負担を減らしつつ、
若手たちが奮闘した上で、
レイカーズが勝利するのが理想です。