カイル・コーバーがキャブズを退団し、ユタ・ジャズに移籍しました。
コーバーは、09-10シーズン以来のジャズ復帰になります。
古巣のジャズに復帰するコーバー
オフシーズンではレブロン、そしてここにきてJR・スミスとコーバーも退団となり、キャブズのNBAファイナル連続出場時代の主力メンバー解体が続いています。
コーバーのキャブズ加入当時の記事がありました。
懐かしい。
今回のジャズとキャブズのトレード内容は以下の通りです。
コーバー
↓↑
アレック・バークス
将来のドラフト2順目指名権2つ
現在37歳のコーバーが、1選手に加えて二つのドラフトピックと交換されるのはすごいことだと思いますね。
ジャズ時代のコーバー
アイバーソンのいた76ersでデビューした後、07-08シーズン途中にジャズへと移籍したコーバー。
ジャズ加入3年目の2009-10シーズンには、平均試投数は2.1本という少なさながら、3P成功率53.6%という恐ろしい数字を記録していました。
当時は『3Pといえばレイ・アレンとコーバー』、くらいな印象でしたね。
コーバーが在籍していた3年間、ジャズは毎年プレーオフに進出していたものの、実に3年連続でコービー率いるレイカーズの前に散っていました。
コーバーがコービーとマッチアップする場面も多かったです。
3シーズンの中で、レギューラシーズンでのスタメン出場は2回だけ、平均得点も全て1桁に収まっていましたが、シューターとして確実に存在感を放っていました。
現在3P成功数で歴代4位のコーバー
年齢的にキャリア末期であることは間違いないコーバーには、個人記録を伸ばしてほしい気持ちがあります。
そして、コーバーがもっとも誇るべきは3P成功数歴代4位の記録で間違いありません。
現地11/29時点で、3位のジェイソン・テリーとの差は44本となっています。
テリーは一応現役選手ではあるけど、現在チーム未所属のため、今季1試合平均2.0本の3Pを決めているコーバーがこれを捉える可能性はかなり高いかと。
しかしテリーを抜けても歴代3位の座にたどり着けるかは微妙で、それは異次元シューターステフィン・カリーが47本差でコーバーを追走しているからです。
コーバーがテリーを抜く前にカリーがコーバーを抜いてしまうかも。カリーにとって、47本の3Pは少なすぎる。
コーバーが歴代3位となるのが先か、カリーがコーバーを抜くのが先か。
これからジャズでプレーするコーバーには、ここの3P競争も楽しみにしておきます。