全米大学バスケで最も注目を集めているコンビである、ザイオン・ウィリアムソンとRJ・バレット。
11/12最終更新のモックドラフトでは、ザイオンが1位・バレットが2位指名となっています。
この二人が同じチームに揃っているという反則感、そして二人のプレースタイルはどことなくヒート時代のレブロン&ウェイドを回顧させます。
ヒート時代のレブロン&ウェイドを彷彿
デューク大vsインディアナ大の試合で二人が見せたコンビネーションプレー。
LeBron James with the lob to Dwyane Wad… i mean @ZionW32 with the nasty lob to @RjBarrett6 pic.twitter.com/ZXpe4Txl5h
— Frankie Vision (@FrankieVision) 2018年11月28日
バレットがザイオンにパスし、その後ザイオンからのリターン。そして、バレットが見事にアリウープダンクを成功。
ツイートの本文にもあるんですが、二人の連携を見ると、なんとなくかつてのレブロンとウェイドのコンビを思い出すんですよね。
ザイオンはよくレブロンと比較されることでおなじみですが、さらにバレットをウェイドと見立てて考えるのも面白いなと。
大学で無双するザイオン&バレット
ケンタッキー大とのゲームでは、二人合わせて61得点を稼ぐ活躍を見せています。
バレットにはウェイドのように肩の力が抜けている感じはないけど、ディフェンスを割ってゴールまで切り込んでいくスラッシャーとしては、少なからず似通った部分がある気がします。
サウスポーにひょろりとした体型を考えれば、ウェイドの長男であるザイーレ・ウェイド君を思わせるところもあるかも。
ザイオンはここまでの6試合で
20.7得点 9.5リバウンド 1.5スティール 2.7ブロック FG65.3%
そしてバレットは
22.8得点 5.7リバウンド 4.0アシスト FG40.8%
というスタッツ。
ヒート時代のレブロンとウェイド
元祖であるレブロン&ウェイドがどれだけ規格外の二人組だったか。
特に有名なコンビプレーは、ウェイド→レブロンのアリウープでしたね。
時にはレブロン→ウェイドのパターンもあったりと、最高の連携技でした。
レブロンのヒート加入初年度の二人の主要スタッツ合計は、
52.2得点 13.9リバウンド 11.6アシスト
というものでした。
ウェイド好きだった自分としては、年々ウェイドの個人スタッツが低下していく寂しさを感じていましたが、当時どこのチームでもNo.1になれたはずの”FLASH”が自分の役割を理解してレブロンにファーストオプションを譲る姿はプロでした。
何より、同期のスーパースター二人が同じチームでプレーすることの興奮はすごかったですね。
ザイオンとバレットのこれから
ザイオンとバレットがドラフトでほぼ確実に5位以内で指名されるということは、同時に二人がルーキーイヤーから同じチームでプレーすることもないことになります。
レブロンとウェイドはNBAデビューから8シーズン目で念願のコンビ結成を果たしていました。
大学デビューしたばかりのザイオンとバレットには早すぎる展望ですが、この二人がNBAの舞台でもチームメイトとして共演できれば面白いです。