ヒゲに加え、さらにヘッドバンドという装飾品を付け加えたハーデンが、これまたすごい個人記録。
ロケッツのチーム成績は未だに好転しないですが、昨季MVPを受賞したハーデンの能力は健在です。
50得点10リバウンド回数は史上最多
現地11/26に行われたロケッツvsウィザーズの一戦は、OTにもつれる接戦に。
出場時間が長くなれば、このヒゲ男爵の個人記録もおのずと伸びるわけです。
試合に敗れたことは一旦置いておくとして、ハーデンは54得点 8リバウンド 13アシスト 3スティールの大爆発でした。
ハーデンの流行りそうにない新セレブレーションである鼻血フェイクパフォーマンスとともに、スコアリングが好調。
Harden faking nosebleeds when he elevates for a dunk 😂 pic.twitter.com/Di7QJsMi8f
— Bleacher Report (@BleacherReport) 2018年11月27日
もうかき混ぜ料理をすることはないのかな。
ハーデンの記録あれこれ
ハーデンはこれがキャリア10回目の50得点ゲーム。
キャリアで50得点ゲームを二桁回数成し遂げた、史上9人目の選手になりました。
James Harden is the 9th player in NBA history to drop 10+ 50-point games.
This list 🔥 pic.twitter.com/b78T4aJucn
— SportsCenter (@SportsCenter) 2018年11月27日
現役選手に限ると、レブロンに次ぐ2位となっています。キングも射程圏内。
さらに、ハーデンが50得点10アシスト以上を記録したゲームはこれで5回目となりました。
これは、単独で歴代1位の回数。ちなみに2位はウエストブルックの4回です。
しかしながら、50&10を記録しながらもチームが敗れたのは、2001年のステフォン・マーブリー以来だと。
マーブリーも、個人成績とチーム成績が伴わない印象のある選手でしたね。
ネガポイントを続けると、ハーデンはこの試合で11個のターンオーバーを犯しており、50得点以上・10アシスト以上・10ターンオーバー以上でトリプルダブルを記録したのも、ハーデンが史上初だと。
まずこれだけ凄い数字に到達する選手が極少なので、1人目の選手になるのも仕方なしですが、前回試合でも9回、シーズン平均で5.8回となっているターンオーバーの数はどうしても気になりますね。
それでも勝てないロケッツ
いろいろ列挙してきましたが、とにかくロケッツは負けてます。
前回試合でもハーデンは40得点を記録したものの、ここでもロケッツは敗戦。
現地11/26時点で、チーム成績は9勝10敗、ウエスタン13位に沈んでいます。
カーメロ解雇後には一時期5連勝を記録し、皮肉にもチーム状況が好転したかのように見えていましたが、現時点で3連敗中となり、メロの面子が保たれることに。
このままロケッツがプレーオフ圏外で終わるとは思えませんが、現時点でのここまでの不調具合はむしろ興味深い事案ですね。
ちょっと、プレー解説動画とかをちゃんと見て研究してみようと思います。
エースのハーデンは、このチーム状況を変えられるか。