ゴールデンステイト・ウォリアーズ

2013年以来の4連敗|スティーブ・カー「これまでは夢の中にいた」

ステフィン・カリーの故障後、王者ウォリアーズの苦戦が続いています。

カリーの離脱がいかにチームに打撃を与えたか、こちらのツイートを見れば一目瞭然です。

【カリー怪我前】

  • 10勝2敗
  • 得失点差:+128

【カリー怪我後】

  • 2勝5敗
  • 得失点差:-46

ここまでの違いが生まれるものなのか…!と衝撃を受けますね。

スーパースター軍団においても、カリーの存在は絶対に欠かせないということです。

この絶対的エースを失ったウォリアーズは2012-13シーズン以来の4連敗を喫しました。

「過去数年は夢の中にいた」

2012-13シーズンは、ウォリアーズにとって6シーズン振り、カリーにとっては自身初のプレーオフ出場を果たした年です。

カリーはシーズン成績で勝ち越すこと自体初めてで、当時のウォリアーズはまさに発展途上の状態。

シーズン中に4連敗を1回、そして6連敗も1回経験しています。ちなみに、当時のHCはマーク・ジャクソンでしたね。

その後は今シーズンになるまで、ウォリアーズは1度も4連敗以上を経験してこなかったと。

今のウォリアーズが緊急事態!というよりかは、「これまでのウォリアーズはどんだけ強かったんだよ」、としておくべきだと思います。

HCとして初の4連敗を喫したカー

就任から5シーズン目で、一度も4連敗を経験してこなかったことが凄すぎるんですけどね。

カリー離脱後から思うように勝てなくなり、さらにグリーンとKDの内戦もあったりと、指揮官としてもタフな1年となっています。

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ウォリアーズの現状について、カーは以下のコメント。

「これが本当のNBAだ。過去数年、我々は本当のNBAの中にいなかった。ずっと夢の中にいたんだ」

真のNBAはこんなもんでしょ、という旨のカーの言葉。

カーのスタンス通り、今の状況に特別慌てふためく必要はないと思います。

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カリーが復帰するまで

カリーは現在リーグ1位の平均29.5得点を記録中。

この2TIME MVPの離脱は、そりゃあデカいです。

現地11/22時点で、ウォリアーズはカンファンレンス5位まで沈んでいます。ウォリアーズがこの位置にいるのは見慣れないですね。

わかりやすい部分だけでなく、カリーがいるといないとではボールのムーブメントも変わっています。

オフボール時、いかにカリーが効率的な攻めのために動き回っているか、ウォリアーズファンには周知のことだと思います。

ただ、今カリー離脱でウォリアーズの成績が下がっているからと言って、心配することはなく。

途中で盛り下がろうが、プレーオフで勝てるチームでさえあればいいので。シーズン成績はそこまで気にしないです。

それでもカリーの早急な復帰を望むのは、ファンとして単純に「カリーのプレーがみたい!」という気持ちが強いからに他ならない…。

カリー欠場となれば、プレーオフ第7戦とかでもない限り、ウォリアーズの試合を見る気にもならないかな。

ウォリアーズという枠を超えて、カリーはNBAに必要な存在だと思いますね。

この時のように、“I’m BACK!!”と叫ぶカリーがみたいのです。

今回の離脱によって、みんながあらゆる意味でのカリーの大切さに気づいたと思います。

カリーの復帰戦は相当盛り上がるでしょうね。