八村塁、最大の挑戦。
相手は、ザイオン・ウィリアムソンとRJ・バレットを擁する全米ランキング1位のデューク大でした。
カレッジトーナメントであるマウイインビテーショナルの決勝にて、八村が日本の全バスケファンを歓喜させるパフォーマンスを披露しました。
最強のデューク大を破った八村塁
11月12日最終更新のモックドラフト2019を見てみると。
1位:ザイオン・ウィリアムソン(デューク大)
2位:RJ・バレット(デューク大)
3位:キャメロン・レディッシュ(デューク大)
デューク大3連弾…。
ちなみに八村は『8位』の順位予想を受けています。
トップ30位以内で、ゴンザカ大からのランクインは八村一人です。
圧倒的強さを誇るデューク大の戦力は、現在NBAリーグ最下位に沈むクリーブランド・キャバリアーズよりも上なのではないかという意見も。
Do you think Duke could beat the Cavs?
(Via @RealJayWilliams, @GetUpESPN) pic.twitter.com/p8dfv7zyk4
— Ballislife.com (@Ballislife) 2018年11月21日
さらに、このチームを率いるのはこれまでチームUSAのHCを務めてきたマイク・シャシェフスキーなわけです。
全米ランキング3位のゴンザガ大にとって、デューク大との対戦は大きなチャレンジでした。
エースとして躍動した八村
準決勝でチームトップの24得点をあげた八村の実力は、デューク大相手にも健在。
日本人選手がザイオンとマッチアップしているだけで興奮するのに、スター揃いのデューク大選手に対しても全く引けを取りません。
八村のチームトップ20得点の活躍により、なんとゴンザガ大はデューク大相手に勝利を飾りました。
試合終了後に、チームメイトが八村の所へ駆け寄ってくるのがいいですね。
完全にチームの主役です。
ちなみに、相手のバレットは23得点7リバウンド、ザイオンは22得点10リバウンドというスタッツでした。
このデューク大のスーパースターたちと、八村の関係はこれからも面白くなりそうです。
八村はMVPを受賞
チームを優勝に導いた八村は、大会MVPを受賞。
2018 Maui Jim Invitational MVP, Rui Hachimura pic.twitter.com/DDHaTHFtZn
— Mike Schmitz (@Mike_Schmitz) 2018年11月22日
もう、「日本人がこんなに活躍してて凄い!」とかヌルいことは言ってられないですね。
すでに全米No.1学生に名乗りをあげるほどの選手になっています。
この大会での活躍を受けて、八村塁のNBAドラフト5位指名以内を確信するジャーナリストも。
Rui Hachimura is a top 5 pick in this year’s @nba draft with ease. Kid is super talented and skillful. @espn
— Jay Williams (@RealJayWilliams) 2018年11月21日
『Rui HachimuraがNBAドラフトのトップ5となることは容易いだろう。彼は特別な才能とスキルを持った選手だ』
日本バスケの未来は明るい
ゴンザガとデュークの試合後に行われた、Gリーグのメンフィス・ハッスルのゲームでは、渡邊雄太が大活躍。
キャリアハイの32得点に加え、5リバウンド4ブロックを添える大活躍でした。
この試合開始前に聞いたゴンザガ大の結果からエネルギーをもらっていたそう。
ルイの陰でこっそり活躍しました笑 ザガの結果は自分の試合が終わるまで見ないつもりだったんですが、チームメイトが試合前にザガがデューク倒したって盛り上がってたんで、それで自分も燃えました!試合前に結果聞いて良かったです笑
— Yuta Watanabe 渡邊 雄太 (@wacchi1013) 2018年11月22日
日本人2人が揃って大活躍する最高の日になりました。
この2人がいる限り、日本バスケの未来は確実に明るい。