現NBA選手で、フリースローが下手なイメージのある選手を5人頭に浮かべてみてください。
…
ハイ、あなたの頭の中はお見通しです。
思い浮かべた5人の中には、ディアンドレ・ジョーダンがいましたね。
フリースローが弱点だったDJ
DJの一つ目のイメージは、「リバウンドがバカ強い」。
で、2番目にくるのが「フリースローがさっぱり入らない」ですね。僕の場合は。
エアボールをかますことも多いし、実際エアボールになっても特に驚きがありません。
とんでもない位置にずれることも。
国際大会になっても、必殺技は健在。
実際のところ、現時点でのDJのキャリアFT確率は45.0%という記録的な低さです。今季を含めた11シーズンの中で、30%台を4回も叩き出しています。
しかししかし、直帰の4年間に注目してみると
2014-15:39.7%
2015-16:43.0%
2016-17:48.2%
2017-18:58.0%
と、順調な右肩上がりが続いています。スタート時の確率の低さだけに、右肩上がりの状態を作るのはかなり簡単だけど。
リーグ全体で下から5番目の成功率だったとはいえ、昨季の58.0%というのはDJのキャリアハイの数字でした。
成長の兆しが見える中、今季のDJのFT確率がトンデモないことになっています。
まさかの8割超え
まだ今季のDJの出場は8試合だけ。今好調だからと言ってこれが今季終了まで続くとは限りません。
…とはいえ、あのエアボールマスターだったDJが、80%を超えるFT確率を見せているとなれば、、さすがに騒がずにはいられません。
ここまで34本のFTを放ち、28本の成功。成功率は82.4%となっています。普通に、フリースローが上手い選手の数字じゃないか。
比較としては、今季のレブロン・ジェームズのFT成功率は78.7%です。DJの1試合平均4.3本のFT試投に対し、レブロンは7.6本という多さではありますが。
今季終了時点でどれだけの確率になっているかはわかりませんが、ここまでボロが出ていないとなると、本物っぽい気はするんですよね。
フリースローが下手な選手にあえてファールをする、いわゆる「ハックプレー」も通用しなくなると考えれば、このFT確率改善の効果はかなり大きい。
さて、今後はどうなっていくでしょうかね。