クレイ・トンプソン

クレイの3P14本達成から見える、カリーのアンセルフィッシュ精神

サムネイル画像:Photo by Aaron Sholl

NBA新記録となるクレイ・トンプソンの3P14本成功が話題ですが、ここでは視点を変えてステフィン・カリーの人格者ぶりを特集してみます。

新記録が生まれたウォリアーズ対ペイサーズの一戦は、誰にも止められないクレイの爆発力と共に、相棒が自分の持つ記録を更新したことを素直に喜ぶカリーの姿が印象的な試合になりました。

前記録保持者のカリー

ご存知の通り、クレイの前にはカリーが16-17シーズンに記録した「13本」が歴代最多でした。

この記録を更新するのはカリー自身しかいないと思っていましたが、相棒のクレイがこれを超えてきたと。

ここまでの7試合では3P成功率13.9%という信じられない低確率に沈んでいたクレイでしたが、ようやくの爆発。

1Q目の時点から圧倒的な精度を見せつけていました。クレイが3本目の3Pを沈め、相手のタイムアウトがかかった時には、すでにカリーが喜びを爆発させています。

KD含め他のチームメイトもこれまで苦戦していたクレイの絶好調を祝福していて、この風景からウォリアーズのチームケミストリーの良さが垣間見えますね。

試合を見ていればわかることだけど、ウォリアーズは決して「ただのスーパースター軍団」というわけではない。

ハーフタイム終了時点で既に10本の3Pを成功させていたクレイに対し、カリーは「Go get it(やってやれ)」と声をかけたと言います。

クレイのこの試合での全3Pアテンプトハイライトがあればわかりやすかったんですが、クレイの13本目と14本目のスリーの間には4本連続でのミスがありました。

この間には、特にカリーがクレイに3Pを打たせためのパスを供給し続けていんですよね。フルで試合を見れる環境にある方はぜひ確認してみてください。完全に、クレイに3Pを打たせるための時間になっていました。

やっと決まった14本目の時も、カリー自身もKDからのパスを受け取れる状況だったにもかかわらず、あえてクレイのスペースを作るためにカリーがスクリーンに動いています。

こういうチームメイトからの熱烈な支援もあったからこそ、今回のクレイの大記録は味わい深い。

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3P5本以上成功の連続記録が終了

クレイの3Pをお膳立てし続けたカリーはこの日、今季最低の23得点に留まりました。

とはいえ出場時間が24分間だけなので、凄まじい効率で得点できていることには変わりないですが、今季のこれまでの絶好調を考えると控えめな数字です。

中でも注目したいのは、3Pが4本中2本の成功となっていること。

この試合までは平均12.7本の試投数だったことを考えれば、いかに少ないアテンプトだったかがわかります。

これにより、前回試合で打ち立てた3P5本以上成功の連続試合数記録は「7試合」でストップとなりました。

自身の1試合最多3P成功数記録を破るのも大歓迎、この試合まで続いていた連続記録が止まるのもお構いなしのカリー。「アンセルフィッシュ」な選手として殿堂入りでしょう。

2016年にクレイが60得点を達成した試合でも、ただのファンとして相棒の大活躍にエキサイトしていました。

喜びすぎて試合会場からアウトしちゃってるし。笑

カリーのこの屈託のない性格が、カリーの魅力を引き立てていると思います。

試合後、インスタグラムにてこんな祝福動画を投稿。

3P14本の記録が刻まれたスコアシートと共に、クレイ本人の姿をおさめています。これ以上なく最高のチームメイトですね。

クレイの爆発力の凄さと共に、カリーの良き相棒っぷりを感じる試合になりました。