レイカーズの今季2試合目。ホーム初戦。
ロケッツ相手に食らいついていたレイカーズですが、今回の試合の話題は終盤に起こった乱闘騒ぎ一色になりました。
イングラムが発端に
4Q残り4分の場面。レイカーズ1点ビハインド、かなりアツい展開になってたところでリングの鐘が鳴ってしまいました。
ハーデンお得意の、DFを巻き込んでファールをもらうプレー。さらに図々しくも、これがバスケットカウントにならなかったことに不満を申し立てるハーデン。
そこへ時間差で、イングラムがハーデンに攻撃。背景として、イングラムはここまでのレフェリーからの軽めの笛にフラストレーションが溜まっていました。
この怒り心頭のイングラムを制止したのが、スティーブンソンというのが面白いです。
2Q目にランスはハーデンからテクニカルファールを引き出しています。
先に仕掛けたのはランスだったけど、コールされたのはハーデンのみ。完全なる当たり屋…笑
スティーブンソンが味方でよかったです。相手チームの奴がこんなことをやってきたら、怒りが収まらないもの。
ロンドとCP3がヒートアップ
話を4Qでの乱闘に戻します。
イングラムの小突きから、バトルラウンドはロンドvsCP3へと移行しました。
CP3が最初に手を出したように見えるんですが、よく見るとCP3は顔を拭う仕草をみせており、先制攻撃はロンドの唾吐きだったとも言われています。
近くにいたカーメロがロンドの唾吐きを証言していますが、ロンドはこれを真っ向否定。顔の距離が近かったから、意図せず唾が飛んでしまったのかな。真相は不明です。
ちなみに、この二人は以前にもバトルを行った経験があります。
Rondo vs. Chris Paul has been brewing for a decade pic.twitter.com/4kV9qnNNwt
— Rajon Combo (@World_Wide_Wob) 2018年10月21日
最近はレイカーズ若手選手のメンターとして、成熟したロンドを見る機会が多かったけど、久々に血の気の多い側面を見ました。
イングラムの余計な加勢
乱闘は見ていて気分がいいものではないにしろ、ロンドvsCP3のやり合いだけで終わってくれればまだ良かったです。
この後のイングラムの加勢がどう考えても余計…
治まりかけていたバトルフィールドに、ここぞとばかりに飛び込んできました。醜い…。
とにかくフラストレーションを解放できれば良かったのか、誰に対して拳を振るったのかも分からない。未熟な若造が若造っぷりを露呈してしまいました。
CP3・イングラム・ロンゾの3人が退場処分となった後に、ゲームが再開。
イングラムの離脱は別に痛手じゃないけど、両チームにとって勝負所で司令塔を欠いたのはキツかったですね。
結果は、どんな状況でも得点を重ねられるハーデンの活躍によって、ロケッツの勝利。乱闘は関係ナシに、レイカーズよりもロケッツの方が上手でした。
今回でかなり株を下げることになったイングラムにはいろいろ言いたいことがあるけど、ここはポジティブに構えておきます。コート上のパフォーマンスで、名誉挽回を頼む。
「今は偉大なイングラムにも、青い時期があったよね」と後に回想できるようなキャリアにしてくれ。