プレシーズンとは言え、ウォリアーズに2連勝した状態で開幕を迎えられるのはデカい。
最初、プレシーズンの日程が発表された時は、チャンピオンとのラスト2連戦はいい経験になりそうながらも中々にタフじゃないかと思ってました。
しかし結果的にいい形で勝利を収め、これ以上なくいいムードになれていますね。
新生レイカーズの不安材料は割と解消
結果的に、今季のプレシーズンは3勝3敗で幕引きとなりました。
参考までに、過去10年のレイカーズのプレシーズン成績を載せておきます。
09-10:6勝2敗
10-11:4勝4敗
11-12:0勝2敗
12-13:0勝8敗
13-14:4勝4敗
14-15:3勝5敗
15-16:3勝5敗
16-17:2勝6敗
17-18:2勝4敗
18-19:3勝3敗
こうして見ると、勝率5割は比較的いい部類に入るようです。
ハワードとナッシュが加入しながらも驚愕の8戦全敗に終わった12-13シーズンのようなことが起きなくてとりあえず一安心。
オフに激しいメンバー入れ替えがあった、という共通点があったのでやや心配していました。
レブロンとランスの仲良しっぷり
プレシーズン前は、レイカーズ加入以前のランスのレブロンに対する卑屈な態度が印象的すぎて、一体二人がどんなテンションで同じコートに立つのか想像することができませんでした。
二人のリニューアルされた人間関係を見れただけでも、このプレシーズンには価値があったと思えますね。
共に笑い合う二人を見る日が来るだなんて、誰が想像できたでしょうか。
Lance Stephenson & LeBron James! 😆😆#LakeShow pic.twitter.com/gzEiyq2t9b
— All Sport News (@All_SportNews) 2018年10月9日
あまりにも微笑ましすぎて、コラ画像かと疑ってしまうレベル。
こちらは、ランスのスティールから生まれたレブロンのAND1。
相手DFのコンタクトを無関係に得点するレブロンの凄さもそうですが、興奮してレブロンにボディコンタクトを仕掛けるランスの姿も同じくアツい。すっかりチームメイトです。
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ロンドとロンゾの期待度逆転
ロンゾ・ボールの怪我からの回復に時間がかかり、プレシーズン時点でコンディションが100%でないことは残念なニュースでした。
しかし、これによって逆にレイジョン・ロンドの価値に気づかされることになりましたね。
純粋にロンドのプレーは見ていて楽しいし、ベンチでパッドを使って試合分析をする姿にも好感を抱きます。レブロンと並んで、これ以上ない若手の見本です。
お互いにバスケを知り尽くしているレブロンとロンドのコンビを、永遠に見ていたい気分もあるなあ。
レイカーズの方針としては、若くてポテンシャルに溢れたロンドの育成を進めていくだろうし、実際成長が楽しみですが、ロンゾ以外にもエキサイティングなPGがチームにいてくれることがありがたい。
クズマはベンチからでも結果を残せる
タレント揃いのチームになったレイカーズですが、僕の一番の推しはこれまでもこれからもカイル・クズマです。ここはブレません。
神推しのクズマがベンチスタートになってしまうローテーションにはやや晴れない気持ちがありましたが、今回のプレシーズンでは安定のパフォーマンスを発揮していて安心しました。
まだ確信めいたことは言えませんが、昨季からの成長を感じる数試合でしたね。
縮こまっている感じはゼロ、伸び伸びとプレーできています。
やっぱり、クズマからは半端じゃないポテンシャルを感じてならない…
僕としては、ロンゾよりもイングラムよりも、クズマこそが最も大成する選手だと思っています。クズマのことは割合多めに発信していこう。
SHOW TIME LAKERS 復活へ
レイカーズの戦術が機能するかは、練習試合ではなくこれから始まる「勝ちに行く試合」を経て浮き彫りになっていくはずです。
現時点での戦力は未知数。プレシーズンだけではわかりかねます。
ただハッキリ言えるのは、今季のレイカーズが最高にエキサイティングなチームであること。
これは間違いないし、すでに多くのNBAファンに伝わった事でしょう。
レイカーズの存在感が増した、新しいNBAが始まります。