おそらく全30チームの中で最も初陣を待たれていたであろう、新生レイカーズがプレシーズン初戦を行いました。
レブロンのレイカーズ加入が実現したのは7月2日なので、あれから約3か月が経過したことになりますが、体感的にはここまであっという間でしたね。
Here they come. pic.twitter.com/gsBjHywHlz
— Los Angeles Lakers (@Lakers) 2018年10月1日
レブロンのレイカーズ姿にはほとんど違和感がなくなってきた頃合いでの、この初戦。
新生レイカーズ始動
ロンゾはまだ戦線復帰を果たせない状況ということで、ルークの予告通りレイジョン・ロンドがスタメンPGを務めました。
半分以上が新顔となったレイカーズのスターティングラインナップ。
PG:レイジョン・ロンド
SG:KCP
SF:イングラム
PF:レブロン
C:マギー
この中でも、やはり目を引くのはレブロン。ついに、コート上でレイカーズのジャージ姿を披露しました。
A new look for LeBron. pic.twitter.com/JnLFxEDBb2
— NBA on TNT (@NBAonTNT) 2018年10月1日
スタメンにも劣らないインパクトを持つ珍獣たちがベンチに控えているのも今季のレイカーズの魅力です。
Show Time Lakersの片鱗
まずは、フルハイライト動画を。
コメントしたいことが山のようにありすぎて、何から語り始めればいいやらです。
開始4秒でのロンド→マギーのアリウープが、新生レイカーズ解禁の合図になりました。これぞ”Show Time Lakers”な最高の幕開け。
このパスもそうですけど、今回の試合で一番際立ったのはレイジョン・ロンドの名司令塔ぶりだったんじゃないかと思いますね。
ロンドは23分間の出場で11アシスト&7リバウンドを記録しています。
ロンゾの復帰も待ち遠しいけど、このままロンドがスタメンでいるのも全然アリ。ロンドとレブロンのコンビも良きだし、この圧倒的なコートビジョンを持つ二人はぜひとも同時間帯にコートに置いておきたいものですね。
調整中のロンゾには、毎試合でハイパフォーマンスを見せなければPG1番手の座を失いかねないというプレッシャーを感じておいてもらいたい。
レブロン「素晴らしい気分だった」
今回はエンジン控えめだったとは言え、やっぱりレブロンにも触れておかなくては。
3Pでレイカーとしての初得点を決め、トータルでは9得点 3リバウンド 3アシストというスタッツでした。出場時間も15分のみで、試運転としてはこんなものですかね。
とりあえず今回は、レイカーズジャージを着てコートに立ったレブロンを観れただけでお腹いっぱいです。
以下、試合後のレブロンのインタビューを抜粋。
「またコートに戻り、自分にとって新しい旅を始めるのは素晴らしいことだ。
サンディエゴ(今回の試合会場)ではレイカーズファンの声援が聞こえたよ。
試合会場に行き、ファンの歓声を受けるのは素晴らしい気分だ」
「セント・ビンセント高校のユニフォームからキャブズのジャージに着替えて、キャブズのジャージからヒートのジャージに変わり、その後またキャブズのジャージに身を包み、今はレイカーだ。
間違いなくこれまでとは違う気分だし、慣れるにはには少し時間がかかるだろうね」
今回の試合を見る限り、今季のレブロンもいつものレブロンとなりそうです。
ハイライト動画には含まれていませんが、あわや豪快なポスタライズダンクが炸裂という場面もあり、身体能力の陰りもみられません。
今季のレブロンのハイライトプレーは、自分が応援しているチームから生まれるものという点で格別です。
見所が多すぎてパンクしそう
試合には敗戦しましたが、出場機会時間が一番多かったイングラムを除いて、他のスタメン4人は皆+/-では+となっています。早く、主力の出場時間が長くなる公式戦を見たいですね。
17得点でチームのスコアリーダーとなったマギーとか、相変わらず軸がブレブレだけど確実に成長しているイングラムとか、ベンチから15得点の個人的に神推しなクズマとか、ついにレブロンからのパスを受け取ったランスとか、注目ポイントが多過ぎ問題発生中です。
現在はクズマをセンターポジションに置いたスモールラインナップも練習中だと言うし、新生レイカーズへの楽しみは無限大…。
レイカーズの次の試合は10月3日のナゲッツ戦です。