2018-19シーズンが自身のラストシーズンになることを明言したドウェイン・ウェイド。
あと1年しかウェイドのプレーを見ることができないと思うと悲しいですが、開幕前での引退も場合によってはあり得たわけなので。現役続行の意志を固めてくれてよかったです。
ウェイドの進退は、最近のNBAの中でもっとも注目されていたニュースの一つでした。
One Last Dance. https://t.co/amr0xjgDun pic.twitter.com/flRbAK6X8m
— DWade (@DwyaneWade) 2018年9月17日
3度の優勝・ファイナルMVP・12回のオールスター出場・得点王などウェイドの経歴を振り返れば、このレジェンドの一挙手一投足が注目される理由は一目瞭然。
加えて、出場試合数・得点・アシスト・スティールでフランチャイズ1位の記録を持つウェイドが、ラストダンスの場をマイアミ・ヒートに選んだことにも大きな意味があります。
レイカーズ史上No.1選手を決めることは難しくとも、ヒートのGOATを選ぶことは簡単です。ドウェイン・ウェイドの一択。
最後のレーティング
ウェイドの2K19でのレーティングは「79」。
7⃣9⃣ For Last Dance D-Wade in #NBA2K19 Agree or nah? pic.twitter.com/ujhV5Ti5QS
— NBA 2K19 (@NBA2K) 2018年9月19日
まあ、’Agree’ですかね。
昨季のウェイドのスタッツは、11.4得点 3.8リバウンド 3.4アシスト。これを考えれば、妥当なものかと。
あのウェイドに70台のレーティングが下されることには確かになんとなく拒否感があり、少々憤慨気味のファンもいるようですが、スターの晩年にはこういう評価への論争が不可避ですね。
コービーのラストイヤーとなった15-16シーズン前に、ESPNが選手ランキングでコービーに93位の順位を与えた時には、僕も「ハァ?」と思ったもんです。でも、客観的に見てみればそれも正当な評価でした。
ちなみに、こちらがウェイドの2K歴代レーティング。
シリーズ | レーティング |
---|---|
2K4 | 74 |
2K5 | 86 |
2K6 | 97 |
2K7 | 98 |
2K8 | 97 |
2K9 | 97 |
2K10 | 96 |
2K11 | 97 |
2K12 | 96 |
2K13 | 93 |
2K14 | 91 |
2K15 | 86 |
2K16 | 86 |
2K17 | 82 |
2K18 | 82 |
今回の「79」は、ルーキーイヤーに次いで低いレーティングということになります。
最高は2K6での「98」。かつてはレーティング90オーバーの常連でした。
「78」以上のパフォーマンスを
出場時間の減少も含めて、昨季がロールプレイヤーへの切り替わりのシーズンだったと言えます。
失うものが何もないラストシーズン、できれば先発で長い時間プレーするウェイドが観たいけど、ロスターを考えても、来季もセカンドユニットとしての役割が多くなりそうです。
ウェイド自身からスタメンを志願することはないでしょうね。昨季序盤のキャブズでは、自らベンチスタートを志願したくらいだし。
全盛期の輝きをもう一度…!みたいな非現実的な願望は持ちませんが、昨季以上に「らしい」プレーを見せて欲しいとは思っちゃいますね。持ち味のスラッシャーっぷりを最後にたくさん堪能したいのです。
18-19シーズンが終了し、ウェイドの最後の1年を振り返る時には「ウェイドは最後までFLASHだった…」的なコメントで締めくくりたい。
ディフェンスを切り裂いてゴールに襲いかかる、「これぞドウェイン・ウェイド」なハイライトがたくさん生まれることを願います。