今一番推している選手は誰かと聞かれたら、僕は迷わずレイカーズのカイル・クズマと答えます。
単純にプレースタイルが好きだし、純心な感じのキャラクターも好印象。
加えて、クズマが大のコービー・リスペクターというのも僕としては大きな加点ポイントです。
コービーから学び、コービーのエッセンスを引き継いでいる選手であるクズマを推さない理由がありません。
コービーの永久欠番が決まった時には、以下のコメントをツイッターに投稿していました。
“恐怖心なく試合に臨む方法を教えてくれてありがとう。
マンバメンタリティを創ってくれてありがとう。
試合には身体よりも精神が大事であることを教えてくれてありがとう。
あなたでいてくれてありがとう。
あなたのような人は二度と現れない”
これは推すでしょ。
クズマのコービーリスペクトはこれまでの言動から十分に伝わってくるんですが、逆にコービー師匠はクズマのことをどう評価しているのか。
コービーとワークアウトを行ったクズマ
クズマとコービーが食事に行き、深く話し込んだというのは聞いたことのあるトピックでした。
そして今オフには、クズマにとって念願だったであろうコービーとのワークアウトが実現したのです。
コービーがテイタムに指導したことは話題になっていましたが、実はクズマのことも見てくれていたんですね。
この模様はぜひ写真付きのニュースになって欲しかったな。
伝統的なライバルである2チームから、各若手スターを揃って指導しちゃうコービー師匠もニクいです。
コービー「彼は素晴らしいね」
17-18シーズンのクズマのプレーも、少しは観ていてくれたはず。
共にワークアウトを行ったコービーが、クズマへの印象を語りました。
彼は素晴らしいね。
いいリズムと独特な動きを持っているから、変則的なプレーができる。
さらにシュートも打ててミドルレンジでは活躍できるし、ポストプレーも力強い。
彼が今季いい年を過ごすのが楽しみだよ。
めっちゃ褒めてくれました。
しかも、ぼんやりとではなくクズマの長所をコービーならではの言葉で具体的にあげてくれてる。
さすが、ロジックを説明できる天才(佐々木クリスさんのコービーへの表現)は違いますなあ。
2年目を迎えるクズマ
「レイカーズのルーキー」といえば、世間的にはクズマよりもロンゾの方が印象強いのではないかと。
クズマは、ロンゾとレイカーズNo.1若手プレイヤーの座を奪い合うくらいの気持ちでいていいと思いますね。
若きコービーであれば、自分よりも評価の高い同期がチームにいる状況を放っておいたりはしないはず。
練習の時から競争心をむき出しにして、実力をチームメイト全員に知らしめるのが『コービー流』。
フラストレーションをもエネルギーに変えるコービーのように、時に禍々しいオーラーを放つクズマをみたいです。
最強の競争者のメンタリティを受け継げば、クズマはさらなる高みにいける。