デューク大のスーパールーキーはザイオン・ウィリアムソンだけではありません。
U-19世界選手権MVP、NBAドラフト2019の1位指名候補筆頭であるRJ・バレットにも注目していきましょう。
2試合連続30点オーバー
デューク大のプレシーズン初戦にて、ザイオンが期待以上の活躍を見せたことは以前の記事で取り上げました。
身体能力の凄まじいザイオンのパフォーマンスが目立つ中、実は数字的にはバレットがザイオン以上の活躍を見せています。
プレシーズン第2戦でも24得点8リバウンドをあげて好調をキープしたザイオンに加え、バレットも35得点を記録しています。
ちなみにバレットは第1戦でも34得点を稼いでおり、2試合連続での30得点越えとなりました。
この2人が揃ったチームを、どうやったら倒せるのか…
バレットが201cm、ザイオンが198cmと高さは似通っているものの、プレースタイルが異なっているのも面白いです。
ザイオンほどに運動能力を全面に押し出さないにしろ、豪快なダンクでフィニッシュできるのも魅力ですね。
U-19世界選手権でMVP
バレットはカナダ出身の選手です。
よって、国際大会ではカナダ代表としてプレーします。
2017年に行われた世界選手権ではカナダ代表を優勝に導き、個人としてもMVPを受賞しました。
NBA入りを前にして、すでに世界レベルの選手であると言って過言ではありません。
世界選手権の準決勝では38得点を記録し、アメリカ代表を破る原動力となりました。
バレットのこの大会でのスタッツは、21.6得点 8.3リバウンド 4.6アシスト。
得点で全体1位、リバウンドで同10位、アシストで7位という圧倒的な活躍でした。
東京オリンピックの頃には、フルメンバーとしてカナダ代表に選出されるでしょうね。
その時のバレット率いるカナダ代表が、NBA軍団のアメリカ代表をも脅かす存在になっていたら面白いです。
高校時代のパフォーマンス
デューク大入学前には、「高校No.1プレイヤー」と言う肩書きを背負っていたバレット。
主な受賞歴としては、「ゲータレード・ナショナルプレイヤー・オブザイヤー(2018)」「ネイスミス・プレップ・プレイヤーオブザイヤー(2018)」「オールアメリカン選出(2018)」など。
1年の時に、学年的に3個上のロンゾ・ボールと対戦していました。
こうしてみるとやっぱりロンゾは上手い…けどバレットも負けていません。
高校最終学年では、28.7得点 8.5リバウンド 4.5アシスト 1.5スティールというスタッツを記録。
2019年ドラフト1位最有力候補
ザイオンと同じく、バレットが2019年NBAドラフトでの中心人物になるのは間違いありません。
2019モックドラフトにて、バレットは1位指名が続いています。
2019 Mock Draft | NBADraft.net
ザイオンの記事でも書きましたが、この1年間は大学バスケにも注目していこうと思っています。
これまで、スター選手の学生時代というものを観れてこなかったので。
レブロンのことも高校時代から知れていれば、プロとして活躍し始めた時の感動が跳ね上がっていた気がしてならないんですよね。
バレットとザイオンが同じチームでプレーしてくれているのはラッキー。