コービー時代のレイカーズを知るものとしては、ライアン・ケリーは割と馴染みのある選手です。
Bリーグへの加入が発表された時には、「おお!すごいなBリーグ!」と。
ただ、正直なところNBAにおいて名を轟かせた選手とは言いがたいので、ライアン・ケリーにピンと来ない方もたくさんいるはずです。
ケリーのこれまでのNBAキャリアをまとめてみます。
デューク大を卒業後、レイカーズに入団
大学在学中には、NCAAチャンピオンも経験しているケリー。
現在はザイオン・ウィリアムソンとRJ・バレットのスーパールーキーコンビがいることでも話題の、デューク大出身です。
大学卒業後に2013年のNBAドラフトにエントリーし、2順目48位でレイカーズに指名されました。
この頃のレイカーズは、ドワイト・ハワード&スティーブ・ナッシュの加入で湧いた12-13シーズンの翌年、言い換えればレイカーズの衰退期が始まった時期でしたね。
ここから3シーズンをレイカーズに在籍し、その後ホークスでも少しプレー。これが、ケリーのNBAでの全キャリアです。
主要スタッツをまとめてみました。
NBA4シーズンのスタッツ
season | team | stats |
---|---|---|
13-14 | LAL | 22.2分出場 8.0得点 3.7リバウンド FG42.3% |
14-15 | LAL | 23.7分出場 6.4得点 2.8リバウンド FG33.7% |
15-16 | LAL | 13.1分出場 4.2得点 3.4リバウンド FG36.9% |
16-17 | ATL | 6.9分出場 1.6得点 1.1リバウンド FG28.6% |
レイカーズには3シーズン在籍していたことを述べましたが、ポイントとしてはコービーのいたレイカーズでプレーしていた、という点ですね。
コービー伝説の引退試合の空気感を、同じチームメイトとして経験しているということ。
今改めて振り返ってみると、コービーが最後にベンチに下がった際の交代メンバーがケリーだったんですね。
「コービーのチームメイトだった」という付加価値が、ケリーが日本に来ることの凄さを跳ね上がらせていると僕は思うんですが、どうでしょう。
忘れずに、ケリーの個人ハイライトも載せておきます。
サンロッカーズ渋谷へ
15-16シーズン後からは、なかなか拠点が安定しなくなったケリー。
これまでに、Dリーグやアトランタ・ホークスでのプレー、スペインリーグへの移籍を経験しています。
そんなケリーが、日本にやってくるのです。
契約チームは、Bリーグのサンロッカーズ渋谷。
そしてこのチームには、何を隠そう彼がいます。
イエス、ロバート・サクレです。
2017年に電撃契約を結んでいました。
つまり、サンロッカーズ渋谷にはなんと元レイカーズ選手が2人いるということに。
サクレとケリーが揃って来日しました✈🇯🇵サクレ、相変わらずのニコニコピースです😆✌🎶#サンロッカーズ渋谷 #Bリーグ #バスケ #おかえり #ロバートサクレ #ようこそ #ライアンケリー #nba #レイカーズコンビ #ニコニコ #ピース pic.twitter.com/3Dm4TGjYiO
— サンロッカーズ渋谷 (@we_r_sunrockers) 2018年8月16日
このさりげなく凄い状況を実現させたBリーグの担当者さんはグッジョブ。
Bリーグへの注目度はさらに高まっていきますね。