昨季終了後から、ドウェイン・ウェイドの中国リーグ行きの噂が加熱していました。
かつてはトレイシー・マグレディやステフォン・マーブリーなど、全盛期を過ぎた元スーパースターが中国リーグでプレーしています。
NBAではバックアップ的な役割が増える年齢になっても、中国ではスーパースターとして活躍できるわけですが、とうとうウェイドもそうなってしまうのかと。
そもそも、ウェイドは現時点で未だにフリーエージェントであり、来季を待たずして引退という可能性も示唆しています。
現役続行であれば、ヒートでプレー
来季の自身の去就について、ウェイドが口を開きました。
「もし今季もバスケットボールをするなら、マイアミのユニフォームを着ることになるだろうね」
ということで、ウェイドの中国行きは実現しない模様です。プレーするなら、マイアミ・ヒート一択だと。
しかしこれだと、あくまでも引退の可能性は残していますね。
実は、昨季でウェイドのプレーが見納めだった..というのはあまりにも寂しい。
もちろんして引退はして欲しくないけど、仮に決断をするのであれば、せめてシーズン中の発表を希望しますね。
1試合1試合にありがたみを持って観戦する機会を作ってほしいです。
ラストシーズンとなれば、ウェイドもコービーばりに各地で祝福をもらえる選手であるはず。
パット・ライリーもウェイドの現役続行を熱望
ヒートの球団社長であるパット・ライリーも、ウェイドが来季もプレー続行を望んでいます。
「選手として、競争者として戻ってきてもらいたい。過去最高のシーズンを過ごす、という意欲を持って帰ってきてほしいね。
“ウェイドはもう昔のウェイドではない。彼はモチベーションを失った”という記事をたくさん読んできたけど、彼が望みさえすれば、今でもチームにものすごい貢献をしてくれると思っているよ。
ウェイドにたくさんの機会を与えることこそが、私たちのできるベストだ。」
ライリーに全く同感ですね。
まず、現役は絶対に続行してほしい。
その上で、年相応のバックアップ選手としてではなく、”FLASH”と呼ばれていた頃を思い起こさせるような活躍をしてほしいです。それも、マイアミのユニフォームで。
昨季で一気に衰えムードが出てしまっていますけど、ブルズに在籍していた一昨年の2016-17シーズンには、平均18.3得点を記録しているわけですし。
昨季はシュートタッチに苦戦気味でしたが、随所でらしさを見せていました。
十分な出場時間とモチベーションさえあれば、まだウェイドは一級のプレーができると僕は信じています。
とにかく今願うのは、来季もウェイドがNBAのコートに立っていることです。