レブロンが中心のチームになるであろう来季のレイカーズですが、こんな時だからこそ他メンバーの活躍にも期待したい。
キング任せのチームになってしまっては、レブロンがどのチームに行っても結局はチームレブロン。特に、昨季からレイカーズに在籍していた選手たちには存在感を示してほしいと思っています。
レイカーズの若手BIG3といえるロンゾ・クズマ・イングラムに加えて、今季のサマーリーグMVPであるジョシュ・ハートにも期待大です。
2017-18シーズンのハート
ハートの昨季のスタッツは。
23.2分出場 7.9得点 4.2リバウンド 1.3アシスト FG46.9% 3P39.6%
正直それほど印象に残っていたわけではないけど、控え選手として上出来なパフォーマンスを見せていました。
シーズン最終戦では7本のスリーポイントを成功させ、30得点をあげています。
この時は大爆発でした。
シーズン平均でも3Pはほぼ40%ですからね。いいシューターです。
サマーリーグMVPを獲得
ハートの話題が過去最高に跳ねたのは、今季のサマーリーグです。
ハートは2年目の選手として出場。
え?2年目?
彼って30歳くらいなんじゃないの?
と勘違いしてしまうような貫禄のルックスですが、彼は1995年生まれの正真正銘の若手です。
なんとカイルクズマと同じ年に生まれているんですね。
サマーリーグでは外見だけでなくプレーの方でも貫禄を見せつけまして、7試合の出場で22.4得点 4.7リバウンド FG45% というスタッツでした。
平均27分間のみの出場で、素晴らしいパフォーマンスです。
相変わらず高確率の3Pに加え、フィジカルもしっかりしていて当たり負けしないんですよね。インサイドに突っ込んでいっても安心感があります。
ハートの活躍により、レイカーズは2年連続でサマーリーグ決勝まで進出。
ハートが決勝で不発なのは残念でしたが、サマーリーグ全体での活躍が評価され、見事MVPを受賞しました。
2年連続でサマーリーグMVPの受賞者がレイカーズから輩出されていることになります。ご存知の通り、去年はロンゾです。
ハートへの期待度は大きい
来季のレイカーズの戦略として、レブロンがセンターとしてプレーし、スモールラインナップを組む機会が多くなると予想されています。
⇒レブロンのセンター起用が、ショータイムレイカーズ復活のカギ
まず、ハートとしてはKCP(ケンテイビアス・コールドウェル=ポープ)とのスタメン争いがあるかもしれないですね。個人的にはハートを推します。
ウォリアーズのデスラインナップをみればわかる通り、スモールラインナップでは特に一人一人の貢献度の高さが求められます。
ってことで、ハートの活躍も当然不可欠です。
サマーリーグMVP獲得の勢いをそのままに、さらなるハイパフォーマンスに期待。