個性的な選手の加入が続き、珍獣オールスターズと化したレイカーズ。
⇒レブロン率いる珍獣ALL STARS|レイカーズのロスターを整理
新加入選手のこれまでの印象だけで判断すると、レイカーズが強烈なエゴ集団になったようにも思えます。
レイカーズ飛躍のためには、彼らがチーム行動を受け入れることが必須です。
そんな中、レイカーズ移籍選手の一人であるレイジョン・ロンドは、来季2年目を迎えるロンゾ・ボールのサポート役を受け入れる姿勢を示しています。
「可能な限りロンゾの成長をサポートする」
昨季在籍したペリカンズでは、出場した65試合中63試合でスタメンを務めたロンド。
キャリア12年間のほとんどをスターティングプレイヤーとして過ごしてきました。
レイカーズではロンゾがPGの1番手となるため、ロンドがベンチスタートとなることを予想していましたが、本人もこの役割には納得済みでした。
以下、ロンドのインタビューを抜粋。
可能な限り、ロンゾの成長をサポートするよ。
スタートは僕ではなくロンゾになるし、彼も戦闘態勢が整っている。僕らは自分たちの役割に準備ができているんだ。
僕の一番の目的は、勝つことさ。
ベンチスタートとなることを明言してくれました。
ロンゾにとって2ndユニットとしての役割が主になるのは、キャリア1年目を除いて初めてのことになります。
昨季はアイザイア・トーマスもPG2番手を受け入れていたし、ロンゾは先輩ガードに恵まれていますね。すでに名を馳せた実力者から直に指導してもらえるのはおいしい。
特に、得点よりもアシスト主体で、リバウンドも取れてマルチに活躍できるという点で、ロンドとロンゾのスタイルには似通った部分があると思います。
個人的にはロンゾの得点力向上にも期待していますが、同じ系統のプレイヤーからこそ学べることも多いはずです。
あと、ロンド先生にはメンタル面での指導もぜひお願いしたいですね。
例えば、昨季のこの場面。
猛犬ビバリーによるNBAの洗礼、というシーンでしたが、こういうときの対処法(?)も自然とロンドから学べるといいな。
こういう時、ロンドだったら真っ向に噛み付いていくはず。
まだ若い頃、コービー相手にも全く臆さずケンカを売っていた時みたいに。
あんな父親を持つ割に、どちらかといえば内向的で他人の痛みがわかる系男子なところもロンゾの魅力ですが、チームリーダーとして、時にはロンドのような競争心を見せて欲しいです。
32歳と言う年齢を迎えた現在でも、相変わらず鼻っぱしらの強い性格であるロンドがバックアップとして控えてくれていることは、ロンゾにとってプラスになるに違いありません。
ロンドのプレーも楽しみ
ファーストオプションがロンゾであることは、レイカーズファンとしても願っていたところでしたが、とはいえロンドのトリッキーなプレーも楽しみたい。
レブロンとロンドの共演も楽しみすぎますね。
シーズンオフ当初は、当時のロスター維持が第一希望でしたが、なんだかんだで来季のレイカーズが楽しみになっています。