だいぶ前の記事で、ドウェイン・ウェイドがベンチスタートの時代と言うのを書きました。
同じく2003年ドラフト組のカーメロ・アンソニーが解雇される時代にもなったわけです。
新天地・ロケッツでの再起を狙うメロ。
Melo is headed to Houston 🚀 pic.twitter.com/5Zmn1hV2z2
— Bleacher Report (@BleacherReport) 2018年8月7日
サンダーでの低調
もともと、昨季オフにサンダー移籍が決まる前は、ロケッツへの移籍が濃厚だとされていました。
ハーデン・CP3・カーメロのBIG3が結成されるんじゃないかと。
しかしこのビッグトレードは実現せず、結局カーメロはサンダーへの移籍が決定しました。
いずれにせよ、サンダーでもウエストブルック・ポールジョージ・カーメロの3人が揃ったんだから、こちらも負けずお劣らずのビッグトレードと言えますが。
結局1年の猶予期間を経てロケッツにくることになりましたが、ではこの1年間をサンダーで過ごしたことに価値はあったのかというと..
お世辞にもそうは言えないですね。
カーメロの選手としての価値を落とすシーズンになってしまいました。
サンダー退団後に渡ったホークスで解雇されてしまったこと、ロケッツとの契約がベテランミニマム(と報道されています)であることがその証拠です。
昨季のサンダーでのスタッツは、16.2得点 5.8リバウンド 1.3アシスト FG40.4% 3P35.7%というもの。
目につくのはFG%の低さで、とにかくシュートに苦戦した1年でした。
ちなみに、一昨年のニックスでのスタッツは、22.4得点 FG43.3%。
動きが鈍くなったわけではないので、好プレー集だけをみるとまだまだ一流なんですよね。
フットワークで魅せるタイプではないだけに、シュートが入らないことにはメロの評価は下がる一方です。
衰えではなく、単にサンダーではリズムを掴めなかっただけ、とプラスに考えておきたい。
マイク・ダントーニの戦術にフィットするか
ロケッツでは、昨季最優秀HC尚に輝いたマイク・ダントーニと再開することになります。
Together again. pic.twitter.com/VJIk0u3JDM
— Bleacher Report NBA (@BR_NBA) 2018年8月7日
2010-11シーズン終盤にメロがニックスに移籍してから、11-12シーズン終盤にダントーニが解任になるまで、二人は同じニックスの一員でした。
この間のニックスの話題といえば”リンサニティ”が巻き起こった位で、チームとして機能していたとは言い難かったですが、6年以上が経過した今、カーメロはダントーニの戦術にフィットできるでしょうか。
場合によっては、カーメロがベンチ出場を受け入れることも考えられます。
ダントーニが、ハーデン・CP3・カーメロ・カペラたちをどう指揮するのか楽しみですね。
カーメロの来季
通算得点歴代19位、現役では同3位のカーメロ。
やっぱりカーメロの新天地が決まれば今でもかなりのニュースになるし、リーグでの存在感は健在です。
現在34歳とはいえ、まだまだやれるはず。
もう一花咲かせてくれることを信じます。