カーメロ・アンソニー

ロケッツ移籍のカーメロアンソニーは復活できるか【ホークスから解雇】

だいぶ前の記事で、ドウェイン・ウェイドがベンチスタートの時代と言うのを書きました。

同じく2003年ドラフト組のカーメロ・アンソニーが解雇される時代にもなったわけです。

新天地・ロケッツでの再起を狙うメロ。

サンダーでの低調

もともと、昨季オフにサンダー移籍が決まる前は、ロケッツへの移籍が濃厚だとされていました。

ハーデン・CP3・カーメロのBIG3が結成されるんじゃないかと。

しかしこのビッグトレードは実現せず、結局カーメロはサンダーへの移籍が決定しました。

いずれにせよ、サンダーでもウエストブルック・ポールジョージ・カーメロの3人が揃ったんだから、こちらも負けずお劣らずのビッグトレードと言えますが。

結局1年の猶予期間を経てロケッツにくることになりましたが、ではこの1年間をサンダーで過ごしたことに価値はあったのかというと..

お世辞にもそうは言えないですね。

カーメロの選手としての価値を落とすシーズンになってしまいました。

サンダー退団後に渡ったホークスで解雇されてしまったこと、ロケッツとの契約がベテランミニマム(と報道されています)であることがその証拠です。

昨季のサンダーでのスタッツは、16.2得点 5.8リバウンド 1.3アシスト FG40.4% 3P35.7%というもの。

目につくのはFG%の低さで、とにかくシュートに苦戦した1年でした。

ちなみに、一昨年のニックスでのスタッツは、22.4得点 FG43.3%

動きが鈍くなったわけではないので、好プレー集だけをみるとまだまだ一流なんですよね。

フットワークで魅せるタイプではないだけに、シュートが入らないことにはメロの評価は下がる一方です。

衰えではなく、単にサンダーではリズムを掴めなかっただけ、とプラスに考えておきたい。

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マイク・ダントーニの戦術にフィットするか

ロケッツでは、昨季最優秀HC尚に輝いたマイク・ダントーニと再開することになります。

2010-11シーズン終盤にメロがニックスに移籍してから、11-12シーズン終盤にダントーニが解任になるまで、二人は同じニックスの一員でした。

この間のニックスの話題といえば”リンサニティ”が巻き起こった位で、チームとして機能していたとは言い難かったですが、6年以上が経過した今、カーメロはダントーニの戦術にフィットできるでしょうか。

場合によっては、カーメロがベンチ出場を受け入れることも考えられます。

ダントーニが、ハーデン・CP3・カーメロ・カペラたちをどう指揮するのか楽しみですね。

カーメロの来季

通算得点歴代19位、現役では同3位のカーメロ。

やっぱりカーメロの新天地が決まれば今でもかなりのニュースになるし、リーグでの存在感は健在です。

現在34歳とはいえ、まだまだやれるはず。

もう一花咲かせてくれることを信じます。