6月13日に行われたウォリアーズの優勝パレード。
ウォリアーズにとっては2年連続となったこのイベントですが、パレード中にドレイモンド・グリーンが着用するTシャツは毎度注目されるものとなっています。
これまでのディスリTシャツ
コート上でもコート外でも常に炎上ネタを仕掛けてくるドレイモンドの炎上魂を見ていきましょう。
Mood…
まずは元ネタから。
4勝6敗という成績で、17-18シーズンの開幕ダッシュに大失敗したキャバリアーズ。
昨年NBA FINALに進出したチームとしては、かなり不甲斐ないスタートとなってしまいました。
その中で、レブロンがインスタグラムにこんな投稿。
Remember when the Cavs were 4-6 and LeBron was in a mood? pic.twitter.com/TygEEGPfM8
— SportsCenter (@SportsCenter) 2017年12月1日
アニメキャラクターの拳の画像を載せて、”Mood”というコメント。
その後、キャバリアーズは11勝1敗という絶好調を見せ、この投稿は話題となりました。
これをイジッたのが、今年のドレイモンドのパレードTシャツです。
Dray with another 🔥 parade shirt pic.twitter.com/ExPq6aUoT7
— Warriors on NBCS (@NBCSWarriors) 2018年6月12日
自身が持つ3つのチャンピオンリングを指にはめ込んで見せました。
普通に見たら、単に自分の優勝回数を誇るナイスなTシャツに見えるんですけどね。
“Quickle”
そして昨年のTシャツ。
キャバリアーズの本拠地であるクイッケン・ローンズ・アリーナの“Quicken”を文字りました。
今年のものと合わせて..
Draymond Green’s parade shirts in 2017 & 2018. pic.twitter.com/kMc4c2B4FI
— Ballislife.com (@Ballislife) 2018年6月12日
4勝1敗とかなりスピーディーに決着がついたことともかけて、“Quickie”という文字をプリント。
この時のパレードでは、レブロンの「自分はこれまでスーパースターチームでプレーしたことがない」という発言に対し、「お前がスーパースターチームを作り始めたんだろろー!」という叫びもありました。
とにかくレブロンに噛みつきたがるグリーンなのであります。
ULTIMATE WARRIOR
グリーンがここまで執拗にレブロンとキャバリアーズに対して闘争心を露わにする理由は不明ですが、これらの挑発Tシャツを最初に作ったのは、実はレブロンの方だったりします。
まさかの大逆転でキャブズの優勝で幕を閉じた2016年のNBA FINAL後、レブロンはパレードにこんなTシャツを着てきました。
LeBron’s “Ultimate Warrior” parade shirt from 2016 pic.twitter.com/NsCglufu5D
— Ballislife.com (@Ballislife) 2018年6月12日
“ULTIMATE WARRIOR”とプリントされたTシャツを着用。
言うまでもなく、ファイナルで破ったウォリアーズのことを意識したもののはず。
インタビューでは、「今家で着れるものがこれしかなかったんだ」とコメントしたレブロンでしたが、そんなわけ。笑
ドレイモンドにとってこのときの屈辱には凄まじいものがあったといい、これが過去2年でのTシャツ作成のきっかけになったとの事です。
来季も挑発Tシャツは見れるのか
2016年のレブロンのものから始まって、3年連続でこのやり合いが続いていることになります。
これは、NBA FINALで同じ対戦カードが実現しているからこそのスペシャルイベントな訳です。単にどっちかが優勝するだけではこれらのTシャツは作られません。
来季もこのやり合いが見れるかどうかを話すには、まずレブロンがどのチームに所属するのかという問題がありますね。
現時点では、イーストに行くかウエストに行くかもわからぬ。
もしかしたら、この”ディスり”Tシャツ大喜利も今回で見納めかも。