第6戦での鬼神・レブロンを見てしまった以上、当初は追い詰められていたはずのキャブズがシリーズ敗退する姿は想像できなくなっていました。
イースタンカンファレンス最終戦はTDガーデンで行われ、セルティックスはこのホームで今プレーオフ10戦10勝という無敵ぶり。
それでもまったく負ける気がしない。だって、キャブズにはレブロンがいるんだもん。
セルティックスの「ホーム無敗」というステータスは、レブロンの「レ」の字だけで相殺できます。
狂気のフル出場
今プレーオフ一番の勝負どころ。Win or Go HOMEという通りに、両チームにとって絶対に負けられない試合でした。
第6戦では114秒も(!)休んだレブロン、またも接戦となった第7戦ではついにフル出場となりました。レギュラーシーズンも含め、フル出場は今季初です。
テレビゲームとは違って、出場時間さえ多ければそれだけ活躍できるというわけでもないのに。むしろ40分近くの出場が続いていれば、パフォーマンスが低下するのが普通のはずです。
それでも奮起してくる伝説の33歳がこちら。
スタッツは、
35得点(FG12/24 3P3/8 FT8/11) 15リバウンド 9アシスト 2ブロック 8ターンオーバー
レブロンさん、お疲れ様でした。
ターンオーバーはかなり多くなっているけど、これは特例です。
このシリーズ中、コート上には「キャバリアーズ」と「セルティックス」に加えて、「レブロン・ジェームス」という団体(1人だけど)が存在していたわけですからね。
出場時間とボール保持率を考えれば、ターンオーバーの数がチーム規模に多くなるのも仕方ないです。
ただただ、お疲れ様でした、と。
レブロンの身体は大丈夫だろうか。
Man… pic.twitter.com/9zWFAHH1CX
— Bleacher Report NBA (@BR_NBA) 2018年5月28日
レブロンは既に、NBAファイナルまでを終了したくらいの量のドラマを巻き起こしていますよね。
この先の舞台で、さらなるドラマは生まれるんでしょうか。
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8年連続のファイナルへ!
キャバリアーズとしては4年連続、レブロン個人としてはマイアミ時代も含めて8年連続のNBAファイナルです。
これにより、おなじみのこの記録も継続中。
For the 20th straight year, the NBA Finals will have featured either Tim Duncan, Kobe Bryant, Shaq, or LeBron 👀💯 pic.twitter.com/0pRrLQQF4w
— Mamba Insider (@Mamba_Insider) 2018年5月28日
1999年からの20年間、NBAファイナルにはティム・ダンカン、コービー・ブライアント、シャキール・オニール、レブロン・ジェームズの誰かが出場しているというものです。
内訳はコチラ。
Post-MJ NBA Finals:
2018-LeBron
2017-LeBron
2016-LeBron
2015-LeBron
2014-LeBron/Duncan
2013-LeBron/Duncan
2012-LeBron
2011-LeBron
2010-Kobe
2009-Kobe
2008-Kobe
2007-LeBron/Duncan
2006-NONE
2005-Duncan
2004-Kobe
2003-Duncan
2002-Kobe
2001-Kobe
2000-Kobe
1999-Duncan— Micah Adams (@MicahAdams13) 2018年5月28日
NONEとなっている2006年にはヒート在籍時代のシャックが入るわけですね。つまり、この20年間継続中の記録はシャックの枠をウェイドに変えても成り立ちますな。
しかしこの内訳を見て一番思うのは、とにかくレブロンがすげえということ。何回名前載ってるんすか。
長年続いているワクワクするこの大記録は、レブロンが渾身の力で支えています。
どれだけ圧倒的な力をみせても、毎年そのパフォーマンスを更新してくるレブロン。
さすがに、今季以上の活躍をするのはもう無理でしょ?(フラグ)