レブロン・ジェームズ

今プレーオフ初の10点台を記録したレブロン・ジェームズさん(33)

サムネイル画像:Keith Allison

3日間の苦しい禁欲期間を経て、NBAプレーオフが再びスタートしました。

ここからは、カンファレンスファイナル。残るは4チームのみです。

そんなカンファレンスファイナルは、ちょっと意外な展開からの幕開けに。キャバリアーズとセルティックスの初戦は、83-108でセルティックスが25点差の圧勝となりました。

この2チームのカンファレンス順位を考えれば(セルティックス2位 キャブズ4位)、セルティックスの勝利は打倒なものとも思えますが。

この試合をベンチで見守った、欠場中のアービングとヘイワード。

「この二人がいれば、このシリーズも面白くなってたのにな~」と、キャブズの楽勝が前提の思考回路になっていたんだけど。セルティックスの勝利からスタートです。

レブロンvsセルティックス

この風刺画は秀逸です。

まさにこの画通りのチーム状況であるキャブズは、レブロン個人の活躍がなければ勝利は厳しい。

しかし、仮に1対5だろうが1対10になろうが、「それでもレブロンなら…!」と思わせてくるキングは凄い。

こちらの数字もかなり衝撃的です。

こちらはシリーズ開幕前の時点での数字。

なんと、プレーオフの総出場時間では、セルティックスの全選手のトータルよりもレブロンが勝るという。

プレーオフの舞台に住みつく怪物です。

久々に人間だったレブロン

特にプレーオフに入ってからは、説明不可能の怪人ぶりをみせてきたレブロンですが、今回の試合では不発。

レブロンが人類というカテゴリーに属している説はまだ消えずに済みそうです。

初戦でのレブロンのハイライトをどうぞ。

得点シーンが少ないことがわかりますね。

9アシストと7リバウンドはさすがですが、シュートは16本中11本ミスという低確率でした。FG31.2%で、15得点。

これが、今年のプレーオフ初の10点代の得点になりました。逆に、33歳の選手が12ゲームを消化してやっと20点を下回ったいう凄みにも気づけますが。

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レブロンはセルティックスがニガテ?

レブロンがこの試合で犯したターンオーバーの数は7つ。

フィールドゴールの成功が5本のみだったので、ターンオーバーが上回ったことになります。

レブロンはプレーオフで過去にターンオーバーがフィールドゴール成功を上回る試合が15回ありましたが、このうち7回はセルティックスが相手だったそう。

約半分がセルティックスとなると…何らかのジンクスを感じます。

そういえば、レブロンとコービーのライバル関係がアツかった2009-10シーズンに、世界中のNBAファンが待望したファイナルで2人が対決するという夢をぶち破ったのもセルティックスでしたね。

レブロンはシーズンMVPを受賞し、キャブズもリーグ最高勝率を記録していました。キャブズのファイナル出場が順接だったんだけど…

この試合を最後にレブロンはヒートに移籍しています。となれば、このときのレブロンのキャブズ退団はセルティックスが原因といっても過言じゃない。

プレーオフ経験が多いだけに、レブロンは各チームに対してそれぞれのエピソードを持っていますが、中でもセルティックスには因縁を感じます。

マーカス・モリスの奮闘

もちろん、レブロンが凡パフォーマンスに終ったのは、セルティックスディフェンスの奮闘ぶりが大きいです。

キャブズ全体でも、この試合ではFG36%、3P15.4%という悲惨ぶり。セルティックスの固い守備が勝利を呼びました。

中でも、レブロンとマッチアップしたマーカスモリスは100点の出来です。

「カワイ(・レナード)を除けば、レブロンのベストディフェンダーは自分だ」と公言しているモリスは、見事に有言実行を果たしました。

オフェンス面でも十二分のパフォーマンスを披露。

このシリーズでは、レブロンvsモリスの行方がカギになりそう。

最後に貫録を示したレブロン

第4Q開始直後でセルティックスに7-0のランを許したことで、キャブズの敗戦が確定的になりました。

記者会見にでの「あのとき何が起こっていたのか?」という問いに対し、レブロンの回答。

当時のことを、ワンプレーごとに完璧に説明するレブロン。驚異の記憶力。

どうだい?と言わんばかりのジェスチャーで締めるその姿からは、敗戦した選手であることを微塵も感じさせません。

今後の試合に関しては、“I have zero level of concern(心配なことは何もない)”と仰せ。

これぞ、キング・レブロン。