アンスポとは、アンスポーマンライクファウルの略。
要はスポーツマンらしくないファウルのことを指しています。
現在、Bリーグの試合で起きた、このアンスポーツマンライクファウルのコールが波紋を呼んでいます。
これがアンスポ?
5月12日に行われた、東京バルクと京都ハンナリーズの試合。
第4Qラスト約40秒での場面です。
京都ハンナリーズ対アルバルク東京の試合後半の大事な場面。なぜアン・スポーツマンライク・ファウルを取られたのか理解ができない。相手を押さえつけてるわけでもなく、これがアンスポならルーズボールすら追えなくなる。#Bリーグ#アルバルク#ハンナリーズ#東京はやっぱり強し・・ pic.twitter.com/sSiXn6aA5x
— hotel kobe (@Hotelkobe) 2018年5月12日
接触があったのは、ハンナリーズのマブンカ選手(白ユニフォーム32番)とアルバルクのバランスキー選手(濃ユニフォーム10番)。
まず、アンスポではない。
腕が絡まっているから、何らかのファールコールが起きるのはしょうがないようにみえるけど…よく見ればマブンカの手はボールを目指していただけですね。
むしろ腕を残したのはバランスキーの方で、オーバーリアクションをしたことによる演技勝ちという形になりました。
ハイライトを観ればみるほど、理不尽なコールです。
審判としては、
「アルバルクのワンマン速攻が確定していた中で、故意にファウルをして止めた」
という判断なのでしょう。
確かに、いわゆる「クリアパス」に関しては厳しめのファウルが吹かれるものですが。
でも今回は、まだアルバルク側がボールを保持したともいえない場面でしたからねえ…
それは違うんだヘイワード
理不尽なコールだったのは間違いありません。
しかしこれが二次災害に転じたというか、このファールコールが違うニュアンスで世界的に話題となってしまっています。
まずは、アンスポコールを受けたマブンカが、試合後にこのツイート。
After 15 years of playing basketball this is the first FLAGRANT foul of my career….
15年バスケットボールをしてきた中で、これが僕の初めてのアンスポーツマンライクファウルです…… pic.twitter.com/W3dk6cDYeJ
— Silverback (@Mavunga) 2018年5月12日
このツイートに問題アリです。
上が英語、下がその日本語訳となっていますが…
「FLAGRANT(フレグラントファウル)」と「アンスポーツマンライクファウル」は、別物だぞ!
NBA好きの方には馴染みのあるワードだと思いますが、フレグラントファールは悪質さが違います。
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先ほどのマブンカのツイートはそこそこに拡散され、ついには現在セルティックスに所属する(故障離脱中)ゴードン・ヘイワードが反応するまでに至りました。
Wow that’s crazy! Are you serious?!? Has to be a joke https://t.co/RdbRJJLSmH
— Gordon Hayward (@gordonhayward) 2018年5月12日
「こんなのイカれてる!マジかよ!?冗談だろ」
下の日本語が分からない外国人たちは英文だけを見て、このファールがフレグラントだと認識してしまいます。
このツイートへのリプライを総括すると、「日本バスケはなんてヤワなんだ!」という感じ。
ゴードンほどのインフルエンサーに発信されるとは、参りましたね…
このファールに抗議するのは日本人も同じなんだけど、論点がズレてる。これはフレグラントではないんだよ…。
自己満足ですが、ゴードンには直接リプライをしてみました。
Hi,I’m one of your fans from Japan.
I want you to understand the deference between this foul and Flagrant foul.
Let me explain.. pic.twitter.com/h1evH03T1T— ChocoMamba (@choco_mamba) 2018年5月13日
もともと、アンスポーツマンライクファールの定義がフレグラントほどハードなものではない、ということは分かってもらいたいですね。