もう我慢できないので、セミファイナルの途中ではありますが、ここまでのレブロンの超絶パフォーマンスをまとめておきます。
レギュラーシーズンから振り返ってしまうと、レブロンがあまりにも凄いことをしまくっていただけに、文字数がいくらあっても足りません。よって、プレーオフに絞っていきましょう。
レブロンの凄さを示すとき、どの切り口から紹介していけばいいのかは非常に迷うところです。凄いところがありすぎるのも困りもの。
今回は、レブロンが今プレーオフで達成した「史上初の記録」をベースにして、ここまでの異次元パフォーマンスを振り返っていきます。
伝説的1stラウンド
特にドラマもなく終わるだろうと思っていたキャブズ対ペイサーズのファーストラウンド。レギュラーシーズン成績は五分と言えど、プレーオフになれば話は別なので。キャブズが無難に快勝すると思っていました。
結果的にゲーム7までもつれる大熱戦になったわけですが、キャブズ側の話題はレブロンのパフォーマンスで持ち切りです。
まず、レブロンの全7戦でのスタッツを。
ゲーム1 | 44分出場 24得点 10リバウンド 12アシスト 1スティール 1ブロック |
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ゲーム2 | 40分出場 46得点 12リバウンド 5アシスト 2スティール |
ゲーム3 | 42分出場 28得点 12リバウンド 8アシスト 1スティール 1ブロック |
ゲーム4 | 46分出場 32得点 13リバウンド 7アシスト 2ブロック |
ゲーム5 | 42分出場 44得点 10リバウンド 8アシスト 1スティール 1ブロック |
ゲーム6 | 31分出場 22得点 5リバウンド 7アシスト 1スティール 2ブロック |
ゲーム7 | 43分出場 45得点 10リバウンド 12アシスト 1スティール 1ブロック |
このシリーズでの平均は、34.4得点 10.1リバウンド 7.7アシスト。
驚くべきは、この7戦の間、キャブズのレブロン以外のメンバーが一人も20得点越えを記録していないということです。この状況でシリーズを勝ち上がったのは、レブロンにとってはキャリア初のこと。
これほど分かり易く、「一人ですべてをこなした」と描写できることはないですね。
NBA公式が4分でまとめた、レブロンの1stラウンドでのベストプレー集がこちら。
シーズンでのベストプレー集だとしても、まったく遜色がないんですけど…。これがたった7戦分のものだとは。
そして、このときの第7戦で、2つの史上初の記録が生まれています。
まず、この第7戦で45得点を記録したことにより、レブロンがプレーオフで20得点以上を記録した試合が200回に達しました。これが、史上初の快挙。
そして、シリーズ最終戦で複数回の45得点以上を記録したのも、レブロンが史上初です。2008年のセルティックスとのカンファレンスファイナルのゲーム7でも、若かりしレブロンは45点を記録していました。
このペイサーズとのシリーズは、数あるレブロン伝説の中でも上位に位置するものでしょう。初っ端から、こんな凄いものが観れるとは思っていなかったですね。
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3つ目の史上初
現在進行中のキャブズ対ラプターズのセミファイナル。下位シードのキャブズが2連勝スタートという展開になっています。
この2戦分のレブロンのスタッツが相変わらず凄い。
ゲーム1 | 47分出場 26得点 11リバウンド 13アシスト 1スティール 2ブロック |
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ゲーム2 | 40分出場 43得点 8リバウンド 14アシスト 1スティール |
ゲーム2で、今プレーオフで4回目の40点越えを達成しました。そして、この試合での「43得点14アシスト」が史上初の快挙になっています。
もはやゲーム1の26-11-13のトリプルダブルに驚けない自分が怖い。
レブロンはどこまで行ってしまうのか
ぼくが把握しているレブロンの史上初記録は以上の3つでした。細かいものを挙げていったら、もっとあるのかな。
要チェックなレブロンの新記録が他にあったら、こっそりコメントで教えてください。笑
キャブズがまたNBAファイナルに進むとしたら、レブロンの今季のプレーオフはまだ序章にすぎません。
超常現象レベルのパフォーマンスをまだまだ目撃することになりそうです。