ステフィン・カリーが、3月23日以来の実践復帰を果たしました!
前回の出場試合から1か月以上が空いていました。
いや~長かったですね。自分は単にNBAが好きなのではなく、カリーのいるNBAが好きなんだと知った1か月間でもありました。
久々の無慈悲スリー
復帰初戦となる今回は、出場時間をセーブさせるとスティーブ・カーHCが明言していました。今回はベンチスタートとなり、1Q残り4分20秒の場面でコートイン。
カリー久々のコートイン時の、会場からのスタンディングオベーションは鳥肌モノでしたね。みんな、ステフを待ってた。
しかし、シェフ・カリーは僕らに久々の実戦復帰の余韻さえも与えてくれません。ボールのファーストタッチかららわずか10秒で、十八番の無慈悲スリーをお披露目。
そうそう、この感じですね。凡人であれば何十個もの手順を踏んでやっとたどり着けるような境地に、お散歩でもするかのようになんでもなく到達してしまうこの感じ。これぞチート・カリーです。
このファーストショットの時点で、このゲームでのカリーの成功を確信してしまいました。案の上、カリーは圧倒的なパフォーマンスを見せつけるのです。
個人ハイライトを観ていきましょう。
シュートタッチがとれているのはもちろんのこと、動きのキレにもさび付きは感じません。完璧なリハビリをこなしてきたのでしょう。
わずか27分間の出場で、28得点(FG8/15 3P5/10 FT7/7) 7リバウンド 2アシスト 3スティール 6ターンオーバーというスタッツでした。復帰戦としては出来過ぎなレベルです。
ベンチにいるときには、怪我をしていた左膝を包帯でケアしている場面もみられました。本人的に言えば、100%のコンディションというわけではないのかもしれません。
今後も数試合は、出場時間はセーブ気味になるかもしれませんね。
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カリーvsロンド
一つの注目ポイントとして、カリーとロンドのポイントガード対決というのがありますね。
普段であればそれほど気にかけないこの二人の組み合わせですが、ロンドがプレーオフに入ってから覚醒しているので。カリーとも対等にやりあえるのではなかと期待していました。⇒【仕事人】レイジョン・ロンドがプレーオフモードに突入
スタメンとして出場したロンドは、38分間の出場で、22得点(FG8/15 3P4/8 FT3/3) 7リバウンド 12アシスト 5スティール 7ターンオーバーというスタッツ。数字的には、カリーと互角かそれ以上の活躍です。
今回は、得意でないはずの外角シュートがよく当たっていました。明らかにロンドのアウトサイドシュートはウォリアーズディフェンスに舐められており、あえて距離をとったマンツーマンをされる場面も目立ちました。
アンストッパブルだったというよりも、ウォリアーズの作戦上、ロンドの外角シュートは放置されていたという感じです。ここが、カリーとロンドの最も対照的な部分ですね。
とは言え、今回のように当たりさえすればロンドのもの。このシリーズではロンドのアウトサイドシュートが一つのキーポイントになるはず。
二人のPG対決は面白いです。
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ぼくは3Q中盤からの観戦でしたが、ここ数か月で一番ワクワクするゲームになりました。やっぱりカリーのいるゲームは別格だわ。
ウォリアーズ対ペリカンズ第三戦は、日本時間5月5日に行われます!