今年のプレーオフ1stラウンドをスイープで突破したのは、ペリカンズのみです。
その他7つの1回戦は、未だに決着が着いていない状況(現地4月22日時点)。
まずは、全プレーオフ参加チームの対戦成績を確認しておきましょう。
1stラウンド対戦成績一覧!
イースト
ラプターズ(2-2)ウィザーズ
セルティックス(2-2)バックス
76ers(3-1)ヒート
キャバリアーズ(2-2)ペイサーズ
ウエスト
ロケッツ(2-1)ウルブズ
ウォリアーズ(3-1)スパーズ
ブレイザーズ(0-4)ペリカンズ
サンダー(1-2)ジャズ
各カンファレンスでの順位争いが熾烈であったことを考えると、順当な対戦成績とも言えます。
しかし、レギュラーシーズン成績ではゲーム差が16もあったラプターズとウィザーズが均衡していたり。
逆に、2ゲーム差しかなかったペリカンズとブレイザーズの対戦はスイープで決していたり。
ハーデン・クリポ・カペラという今季最強トリオが揃っていたロケッツが、8位のウルブズに黒星を喫したり。
プレーオフでは何が起きるか分かりませんね。そこが、たまらなく面白い。
注目カードベスト3
まだ完結していない7つの対戦カードの中から、特に注目すべき3つをピックアップしてみます。
1.キャバリアーズvsペイサーズ
現在2勝2敗。
大方の予想は、キャブズWINのはず。
しかし、現在両チームは完全に互角の戦いを見せています。キャブズが特に不調というわけでもなく、チーム力の差はシリーズ成績が示す通り、五分五分です。
「いや、キャブズが2敗もしたのは、レブロン以外の選手が上手く機能しなかったからだ」と言われても、それはいつものことです。
レギュラーシーズンでワンマンチームだったチームが、プレーオフに入っていきなりそうでなくなるミラクルは起きません。
ここで、レブロンの4試合での出場時間を観てみましょう。
ゲーム1:43分56秒
ゲーム2:39分53秒
ゲーム3:41分42秒
ゲーム4:46分9秒
計算するまでもなく、平均出場時間は40分を軽々と越えています。
レブロンといえども、生物学上は「人間」に分類される生き物のはず。
ファーストラウンドでこれだけ動き回り、疲労が蓄積されないことはないでしょう。
ウォリアーズとキャバリアーズが戦うときにはアンチレブロンに衣替えするのが我が家の敷きたりですが、レブロンが1stラウンドで居なくなるのは流石に寒すぎます。
ランス・スティーブンソンとのさらなるハイライト産出を望みつつ、レブロンのセミファイナル進出を願います。
シリーズ予想⇒4勝3敗でキャバリアーズ
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2.ウォリアーズ対スパーズ
ウォリアーズにカリーがいないにしても、スパーズにはレナードがいない。
多少の苦戦は強いられようとも、ウォリアーズの勝ち上がりを予想するのは当然のことです。
ウォリアーズが予想よりも遥かに楽に3連勝を飾ったところで、ゲーム4ではスパーズが意地を見せました。
堅実な活躍をしたオルドリッジと、天性の変態っぷりっを見せつけたジノビリ。
第5戦はウォリアーズが無難に勝利し、セミファイナルに進出すると予想します。
シリーズ予想⇒4勝1敗でウォリアーズ
…なんでもいいけど、早くカリーをちょうだい。
3.ロケッツvsウルブズ
ローズがイイ。プレーオフに入ってからのローズは、純度100%・正真正銘のデリック・ローズです。
ゲーム1
ゲーム2
ゲーム3
限られた出場時間の中で、効率よく得点を重ねています。得点を36分間換算したら結構な数字になりそう。
「ウルブズが勝つ」=「ローズのプレーがもっと観れる」
となれば、ミネソタのビクトリーを望むほかありません。相手が65勝チームだろうが関係ないぞ。
来季の自分の居場所を確保するためにも、ローズにはさらなる目覚ましい活躍をみせてほしいところです。
願望⇒4勝3敗でウルブズ
…
明日もプレーオフ。明後日もプレーオフ。
NBAびよりは続きます。