一般的な「通算得点ランキング」には、プレーオフのデータが含まれていません。
これが意外な盲点だったりします。
例えば、ジョーダンを抜いて通算得点で3位になったコービーの記録。偉大な33643点という数字は、レギュラーシーズンだけのものなのです。
陰に隠れがちな「プレーオフ通算ランキング」。レギュラーシーズンよりもさらに熱度のあがる舞台だと考えれば、このランキングにも相当な価値があると言えるはずです。
今回はプレーオフでの通算得点ランキングを見てみましょう。
プレーオフ通算得点ランキングトップ10
ランキングは2018年4月16日(現地時間)現在のものです。
カッコ内が通算得点。
1位:レブロン・ジェームズ(6,187)
2位:マイケル・ジョーダン(5,987)
3位:カリーム・アブドルジャバ―(5,762)
4位:コービー・ブライアント(5,640)
5位:シャキール・オニール(5,250)
6位:ティム・ダンカン(5,172)
7位:カール・マローン(4,761)
8位:ジェリー・ウエスト(4,457)
9位:トニー・パーカー(4,014)
10位:ドウェイン・ウェイド(3,898)
スポンサーリンク
さすがに、知っている名前しかありません。
面白いのは、レギュラーシーズンだけの通算得点ランキングとはやはり違いがあるところですね。
参考までに、レギュラーシーズンのみの通算得点ランキングも載せておきます。
1位:カリーム・アブドルジャバ―
2位:カール・マローン
3位:コービー・ブライアント
4位:マイケル・ジョーダン
5位:ウィルト・チェンバレン
6位:ダーク・ノビツキー
7位:レブロン・ジェームズ
8位:ジュリアス・アービング
9位:モーゼス・マローン
10位:シャキール・オニール
レギュラーシーズン通算では圧倒的な1位を誇るジャバ―も、プレーオフでは3位にとどまっています。凄いことには変わらないけど。
あまり馴染みのないプレーオフの通算ランキングも、頭に入れておく価値があります。
レブロンが1位であることの凄さ
このプレーオフ通算得点ランキングで1位になっている選手が、未だ第一線でプレーしているのはオカシイ。レブロン・ジェームズはいつの時代でも規格外です。
「第一線」なんて表現ではヌルいですかね。「王座に座り続けている」とでもいうか。
特に、今季は全盛期ともいえるようなレギュラーシーズンでの活躍でした。誰か、この超常現象を解明してくれ。
このまま2位のジョーダンとの差は開き続けることでしょう。
優勝はできないにしても、レブロンが今後のキャリアでプレーオフを逃すとは思えない。
レブロンは、オールスター通算得点でも1位になっているんですよね。
これほど、「生きる伝説」という言葉が適当な人類はいるのだろうか。笑