3季連続でNBAファイナルに進出中のキャバリアーズは、ファーストラウンドでペイサーズと対戦。
ここで、キャバリアーズが初戦を落とすという波乱がありました。
レギュラーシーズンでの成績は、キャブズが50勝32敗でイースタン4位、ペイサーズが48勝38敗で同5位。そう考えると、今回のペイサーズの勝利は「アップセット」というほどのものでもないのかもしれません。
ペイサーズがこの勢いでセミファイナルに進出する可能性は大いにあります。
先行き不安のキング・レブロンは、このシリーズ中、愉快な相手選手と競演し続けることに。
ランス・スティーブンソンとレブロン
ペイサーズの起爆剤的要因であるランス・スティーブンソンのキャラの立ち具合はもはや説明不要だと思います。
フィクションの世界で、コメディ映画に変人バスケ選手として出演したとしても、「クセが強すぎる」と視聴者から引かれてしまいそう。
しかし、彼は実在しています。
ヒート時代のレブロンとは、後世に残る(?)数々のハイライトを演出しました。
NBA界のキングにダル絡みする問題児。「やれやれ」と仕方なく相手をするキング。
そんな構図を浮かべがちですが、意外にもランスのハッスルプレーはレブロンを苦しめていたりするのです。
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レブロンとのマッチアップ
続いては、レブロンの個人ハイライト。
スティーブンソンは僅か17分間の出場で、12得点(FG45.5%)、5リバウンドの活躍を見せました。
個人スタッツに加えて、スティーブンソンにはチームを活気づけるパワーがありますね。
最初のアンド1ダンクなんかは、ホームでかませていればファンを大熱狂させていたはず。
そして、所々で見られるレブロンとスティーブンソンとのマッチアップは見ごたえありです。
スティーブンソンはオフボールの場面で不必要にレブロンにコンタクトしたりと、相変わらずのディフェンスを見せます。
それが影響してか、レブロンのこの試合でFG41.2%(17本中7本成功)という低確率に沈みました。
致命的に悪い確率ではないけど、レギュラーシーズンでは54.2%の高確率ですからね。
まず、24-10-12のトリプルダブルを記録している選手にケチをつける時点でどうかしているけど…笑
あくまで”キングの水準”。
二人がやりあう場面をもっともっとみたいですね。
…
レブロン率いるキャブズはファーストラウンドを突破できるのか。
そして、ペイサーズのスティーブンソンはスティーブンソンし続けるのか。