トレンド無視のハイライトシリーズ、第2弾をお送りします。
第1弾⇒【カリー欠乏症に捧ぐ】ウォリアーズとスパーズの過去のシリーズ
再びウォリアーズとスパーズのシリーズを振り返りますが、今回はスパーズ寄りで回想してみます。
2017年カンファレンスファイナル
昨季、2017年のウエスタンカンファレンスでも両チームは激突しています。
レギュラーシーズン1位のウォリアーズと同2位のスパーズが決勝でぶつかるという、順当な対戦カードになりました。
この年、ウエスタンでのシリーズを全てスイープで勝ち進んだウォリアーズ。後から振り返ってみれば、「スパーズとのシリーズも楽勝だった」という見方をされてしまうのかもしれません。
ですが、このスパーズファンはこの見解に納得いかないはず。というか、ぼくがもしスパーズファンだったなら激昂しますね。
「第1戦の前半を見ろ!」
と。
全てが決まった第1戦
この年のプレーオフで、無敵のウォリアーズを一番苦しめたのは、ファイナルで対戦したキャバリアーズではなく、“フルメンバーの”スパーズだったと言えます。
しかし、スパーズがウォリアーズとの対戦をフルコンディションで臨めたのは、第1戦の中盤まで。
運命の第1戦、チームハイライトを観てみましょう。
第2Qには、一時25点もの差がついています。圧倒的スパーズ優位の状況。
しかし第3Qでスパーズを待ち構えているのが、レナードとパチュリアの接触です。
このプレーでパチュリアが笛を吹かれたとき、試合は第3Q残り7分55秒。
この時点でも、スパーズは21点ものリードを保っていました。そしてここまでが、両チームのフルメンバーが揃った真の対決だったと言えます。
悪質なプレーであることは間違いなくとも、ザザがこれを故意でやったとは思いません。
しかし、スパーズファンは今でも怒り心頭だろうし、ザザのことを嫌っている人が多いでしょうね。それも仕方ない。
⇒【故意?】選手からも批判の声!パチュリアがまたやらかした…
まさにこのレナード怪我離脱のタイミングからウォリアーズの逆襲が始まり、試合はひっくり返りました。
最終的には113‐111でウォリアーズが勝利。
ウォリアーズはその後も負けることなく、スイープでNBAファイナルへ進んでいくことになります。
しかし、この“第1戦第3Q残り7分55秒まで”の試合内容は、記憶しておくべきものです。
因縁の対決
今回のファーストラウンドでは、第3戦・第4戦がスパーズホームでの試合となります。
このときのスパーズファンは”Beat warriors”、そして”F〇ck zaza”を掲げて最高潮のボルテージで臨んでくることでしょう。
両チームの対決は、これからも特別なものになるのではないでしょうか。