アツい季節になってきました。
4月10日時点で、全チームが残り1,2試合を消化することでレギュラーシーズンが終了します。
カンファレンス内での順位にはまだ変動がありそうですが、ウエスト・イースト共に上位2チームの順位は決定している状態。
なんと言っても、今季プレーオフ最大の注目ポイントはロケッツvsウォリアーズではないでしょうか。
2014−15シーズンからリーグ1位の座に君臨し続けていたウォリアーズは、今季ロケッツにイスを譲る形に。
いくらウォリアーズの怪我人が続出していたとは言え、開幕前の時点でウォリアーズがカンファレンス2位になることは到底予想できなかったですね。
その圧倒的な強さから、優勝するのは当たり前・問題は「どのようにして」優勝するか、ぐらいの感覚が染み付いていましたが、今季に関してはウォリアーズが優勝できるという保証はどこにもありません。
順当に勝ち進めば両者はカンファレンスファイナルで激突します。
ああ、なんて楽しみな対戦カード…
今季の対戦成績
今季、レギュラーシーズン中に両チームは3度対戦しています。
まずは、全対戦をハイライト動画を通して振り返ってみましょう。
対戦日時は現地時間で。
第1戦:2017年10月17日(開幕戦)
第2戦:2018年1月4日
第3戦:2018年1月20日
試合結果はそれぞれ、
第1戦 ロケッツ(122-121)ウォリアーズ
第2戦 ウォリアーズ(124-114)ロケッツ
第3戦 ウォリアーズ(108-116)ロケッツ
ウォリアーズが1勝、ロケッツ2勝。
なんとなんと、ウォリアーズはロケッツに負け越しているのです。これは事件やで。天変地異やで。
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そして、注目すべきは各試合での出場選手です。
冒頭でも述べた通り、ウォリアーズに怪我人が続出していたのは周知の事だと思いますが、1月4日に行われた第2戦でデュラントが欠場していた以外は、ウォリアーズは主力選手がフルにそろっていた状態だったのです。
ちなみに、KDが欠場していた第2戦では、ロケッツでもハーデンが出場していませんでした。
つまりは、このときのチーム状況はイーブンだったと言えるわけです。むしろ、ロケッツにおけるハーデンの方がより重要度が高い気も。
ここからは少々抽象的な例えになってしまうんですが…
タレント集団のウォリアーズが、最高に“エキセントリック”なチームであることは間違いないと思います。
一方で、ロケッツは“安定感”が凄い。
この安定感は、間違いなくクリス・ポールの加入によってもたらされたものだと思います。
そしてもちろん、1on1で止めることはもはや不可能にすら思えるハーデンがポイントゲッター兼ファシリテーターとして君臨していることも計り知れない恐ろしさです。
ロケッツの前だと、ウォリアーズですら少々浮足立ったチームに思えてしまう。
それでもウォリアーズを推す
あまりの脈絡のなさに驚かせてしまい申し訳ないですが、ウエスタンカンファレンスを制すのはウォリアーズだと予想します。
予想します、というか、願っています。
実際、CP3・ハーデン・カペラの3人が揃った今季のロケッツの勝率はぶったまげるほどのものです。
この3人が健康の状態では、ロケッツは最強を誇っています。
しかしそれでも、最大7戦戦うプレーオフで、ウォリアーズが敗退する姿は想像ができない。
先月号のダンクシュート でも、ウォリアーズの4勝3敗での勝利が予想されていました。
とは言え、この4戦先取のシリーズで、ウォリアーズを下せる可能性が唯一あるのはロケッツだけだとは思います。それは認めよう。
まず、シリーズ中にカリー・クレイ・グリーン・KDの内の誰かが離脱していれば、ウォリアーズが勝ち上がるのは難しいでしょうね。
後は、現時点では欠場中のカリーがどれだけコンディションを取り戻せるかというのも重要。
両者にとって、いかにダメージを少なくカンファレンスファイナルまでを勝ち進めるか、というのもカギになると思います。
両者のカンファレンスファイナルでの対決は、“事実上の頂上決戦”として注目を集めています。
もう、楽しみったらないですね。