今季がデビュー3年目、現在21歳のデビン・ブッカーのスタッツは、
25.3得点 4.5リバウンド 4.7アシスト FG43.6% 3P38.7%
平均25得点オーバーともなれば、完全にスター選手の扱いですよね。
昨シーズンには史上最年少で70得点を記録したりと、コイツはそこいらの若手とは違うぞという雰囲気はひしひしと感じていましたが、今季もはっきりと成長を感じさせる活躍が続いています。
アイツを彷彿とさせるプレースタイル
こちらは、現時点でのシーズンハイである46得点を記録したときのハイライト映像。
3年目の選手が46得を記録しようものなら、普通はキャリアハイとかになるんだろうけど、このシューティングスターは先ほど述べた通り、既に70得点を記録しているチートマンです。
前から思ってたことだけど、ブッカーのプレイスタイルは「よく動くクレイ・トンプソン」というような感じ。
クレイが最高のキャッチ&リリースシュートを放つために、オフボール時にむちゃくちゃ動き回っているのはもちろん知っていますが、ブッカーはボールを持ってからの運動量がシューターの中では多いように思えます。
それでいて、キチッと自分の型にはめてシュートを放つ感じは、どことなくクレイを彷彿とさせる。
「見た目」がなんとなく似てるというのもあるな。
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“リーダー”としての役割が求められる
冒頭で紹介したスタッツに関して、デビュー3年目以内にこれ以上のスタッツを記録した選手は、歴史上7人しかいないとのこと。
そして、今季のNBAで考えてみても、この21歳の若者を超える水準の個人成績を持つのは、アデトクンボ、カリー、ハーデン、レブロン、カズンズ、デュラント、リラードの7人のみ。
勢いに乗っている選手、なんていう扱いでもなく、もはやスーパースターと呼べる域にも近づいてきてるのかも。
ただ、正真正銘のスーパーなスターになるためには、まだまだチームの勝ち星の足りてなさは否めない。
残念ながら今季もサンズのプレーオフ進出は絶望的で、ブッカーは未だポストシーズンを経験できていません。
チームの上昇には、ブッカーのリーダーとしての活躍が不可欠なはずです。
ブッカー:
“僕らは勝者として、フランチャイズの歴史に残るような活躍がしたいんだ。
それが簡単なことでないことはわかっているけどね。
険しい道のりだろうが、どうやって達成していくかを考えていかなくてはいけない”
プレーオフでも輝きを見せるブッカーを見れるのはいつになるでしょうか。