ロンゾ・ボールがついに復帰!
日本時間2月27日のホークス戦が、長期離脱後2試合目のゲームとなりました。
ものすごくお気に入りの選手っていうわけじゃないんだけど、やっぱりロンゾの一挙一足は気になってしまう。これがスター性ってやつなの?
復帰1試合目のマブス戦では
約17分出場 9得点 7リバウンド 6アシスト FG3/8 3P3/6
ホークス戦では
約24分出場 13得点 7リバウンド 5アシスト 3スティール FG4/4 3P3/3
セーブされた出場時間の中で、堂々たる活躍です。
動きも軽快で、ブランクは感じさせないぞ。
レイカーズも連勝中なのがGOOD!
アイザイアとの共存は?
マブス戦で、ロンゾは15試合の連続欠場に終止符を打ちましたが、欠場前と欠場後でのチーム内の一番の変化は、チームメイトにアイザイアトーマスがいるというところでしょう。
アイザイアがレイカーズに来るとのニュースを知った時には、まず
え、ロンゾがいるのに…?
と思っちゃいましたよね。
驚愕のトレードが成立しても、日が経つにつれて割とすんなり新しいプレイヤーに馴染むもんですけど、いまだにトーマスがパープル&ゴールドを身にしているのは違和感がある…
皆さんはもう慣れました?
ともかく、チームを転々としながらも、実力は確かなトーマスと、ゴールデンルーキー・ロンゾのポジション被りは気がかりでした。
しかし、球団社長のマジックは早い段階で「ロンゾがスタメン、トーマスは控え」という方針を明言しており、昨季は平均28.9得点を記録してMVP候補にすらなっていたトーマスは、ベンチスタートという役割を受け入れることになりました。
ロンゾの復帰前の段階から、トーマスがレイカーズでスタメンとしてプレーしたことはまだ一回もないんですよね。
キャブズともいい別れ方をしたとは言えず、中々のフラストレーションをため込んでいるはずのトーマスですが、ロンゾに対してはリスペクトを込めた発言をしています。
トーマス:
“僕らは、違ったタイプの選手達と共存していく方法を知っているプレイヤーだ。
ロンゾは若くして素晴らしい才能を持っている。
彼は近い将来、特別なプレイヤーとしてリーグに君臨するだろう。
彼はとても上手いし、自分のペースというものを貫いているが、あの若さにしてそれができるのは強みだよね”
一方、ロンゾはトーマスのことをどう思っているのかというと。
ロンゾ:
“彼はこのリーグでのスーパースターだ。
僕は彼の考え方が大好きなんだ。
彼は何も恐れないし、常に自分がベストだと考えているんだよ”
父親からの風評被害で、ロンゾ自身もお高くとまっているような選手に思われてしまいがちだけど、ロンゾはこういう謙虚な姿勢を持っているのがいいですよね。推せるわ。
逆に、父親のラバーであれば、リップサービスだとしても絶対に言わないような発言。
同時起用という手があったか
最初のロンゾのハイライト動画を観てもらえばわかると思うんですけど、今のところ、ロンゾとトーマスが同時起用されるパターンが多くなっていますね。
ダブルガードというよりも、パス主体のロンゾとスコアラータイプのトーマスは上手く役割が差別化されているし、いい起用だなあと。ワクワクさせてくれる布陣でもある。
ロンゾ自身も、自分たちの関係性についてポジティブなコメント。
ロンゾ:
“僕らには、正反対の魅力があるよね。
僕はパスをするのが好きだし、彼はシュートを打つのが好きだ。
だから、僕らはうまくやっていけると思うんだよ。
彼がスクリーンに来てくれることで、オフェンス面で確実に僕の助けになってくれるしね。
彼がフロアにいることは、間違いなく僕をたくさん助けてくれる”
もうちょっと自分でシュートを狙いに行ってもいいんじゃない?と思えるほどのアンセルフィッシュさ(これまたラバーの息子とは思えない)を持つロンゾに、我をむき出しにして点を取りに行くトーマスは、確かに相性がいいと言えるのかもしれないですね。
前所属チームの中で事故にあい、たまたま漂流した先がレイカーズで、地に足が着き切らないうちにまたすぐに島流しにあって、他チームに移籍してしまうという未来が見えないこともなかったトーマスですが、なんとか戦力として活躍できることになりそう。
懸念事項だったポジション被りのロンゾの存在は、むしろトーマスを助けてくれることになりそうな予感。
ポジション争いをするくらいに思っていたけれど、ナイスなデュオが誕生しました。