5度目のオールスター出場が決まったラブですが、巷では祝福のコメントよりも、ラブを起点としたキャブズ内紛問題について言及している人の方が多い気がしますね。
確かに、強豪チームの内輪揉めネタは中々に香ばしい匂いがしてしまうもの…
こういうのって、ちっちゃい情報が拡大解釈されたり、全く違う風にアレンジされがちだと思うので、信憑性のあるものだけをピックアップしてみます。
根本的に、チームの雰囲気が良くなかった
ラブがどうのこうの言う前に、キャブズのチーム状況に難ありです。
優勝奪還を狙う地位にいるはずのチームが、1月24日のスパーズ戦を終えた時点で27勝19敗という成績。
特にしんどいのは、過去7戦の成績が1勝6敗であることですね。
これでは、ラブのオールスター出場だけではなく、レブロンの通算3万得点達成すらも100%喜ぶ事ができないかも。
とにかく、キャブズの選手たちは慢性的にフラストレーションを抱えているはず。
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ラブに”説明を求めた”キャブズ選手たち
まず、ラブが現地1月20日のサンダー戦を”illness(病気)”によって試合終了を待たずして早退したと。この日の出場時間は3分でした。
そして、翌21日のチーム練習を欠席。
特に本人からチームメイトに対して事情を話すことがなかったため、残りのキャブズ選手たちが「どうなってるんじゃ!」とマネジメント部に説明を求めたということです。
「説明を求めた」というのがポイントですね。「内紛が起きた」とかいうのは多分大げさすぎ。
とは言っても、後にラブを交えて開かれたミーティングは、選手達の大声が行き交う感情的なものだったそうです。
しかし、ラブが直接チームメイトに説明したことで、選手達は概ね理解を示したとのこと。
ミーティング中の選手間の会話の詳細は分からないんですが、チームメイト同士で本音を語り合えたのであれば、むしろこれはポジティブな出来事だったともいえる気がします。
チーム不振のイライラが原因で変に敏感になっていたのではなく、全員がそれだけ本気でチームのことを考えていた、と思いたい。
しかし、こういう状況の時にはこんな動画が話題になちゃったり。
Nobody helped Kevin Love up… 👀 pic.twitter.com/3yGEtOvtyv
— Dime on UPROXX (@DimeUPROXX) 2018年1月24日
「誰もラブを助けていない」とのことですが、、うーん。
…
レブロンがいる限り、プレーオフさえ出ておけば後はどうとでもなる印象のキャブズですが、やっぱりレギュラーシーズンをムードよく過ごすに越したことはないはずです。
近日中には新たなトレードが成立するのではないかとも言われていますが、なんとか上昇気流に乗って欲しいところ。
ウォリアーズ最大の好敵手として、キャブズが強くないNBAは面白くない。