「ラウリー・マルケネン」とだけ聞いて、彼の顔までを連想できる人はまだそれほどいないんじゃないですかね。
しかし、このマルケネンが現在ブレーク中。シーズン終了後には誰もが知る選手になっているかも。
改めて今季の新人は粒揃いですね。
長身3Pシューター
“markkanen(マルケネン)”という名前の時点で、アメリカ生まれの選手でないことはなんとなく想像できますね。
フィンランド育ちですが、大学はアリゾナ大で、そこからアーリーエントリー。
ドラフト1巡目7位でウルブズに指名された後、ブルズにトレードされています。
プレースタイルは、説明するよりもハイライト動画で観てもらうのが早い。
この試合はダブルオーバータイムまでもつれただけあって、個人スタッツも伸びました。
3P8本成功を含む33得点10リバウンドの活躍。
213センチでこの外角の確率は驚異でしかないわ。
低身長のガード選手に比べると、割とマイペースでスリーを狙えますよね。被ブロックにあいにくい分。
この試合では「シューター」としての役割が目立ちましたが、ハイポストからのパワープレーや、ピック&ロールからの合わせも攻めパターンとして持ち合わせています。
カリー越えの3P記録を樹立!
多分、今季一番有名なマルケネンのプレーはこれ。
カリー玉砕映像として、かなりの話題に。顔面アタックのオマケ付きです。
シェフ・カリーのここまで惨めな姿はそうそう拝めるもんじゃない。
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そして、カリー絡みで言うと、この記録が凄いんです。
Lauri Markkanen made 100 3-pointers faster than the best shooters in NBA history. pic.twitter.com/ZjQlyZslOG
— ESPN (@espn) 2018年1月16日
「3Pを通算で100本決めるまでに何試合かかったか」という記録において、史上最速の44試合での達成。
この記録の凄さを表すには、「カリーより早い」の一言で十分だと思います。
新人の3P記録更新を続けるマルケネンに対し、カリーのコメント↓
「彼はペースを緩めて、ルーキーの3P記録を破るのを止めるべきだね。僕自身がつくった記録の数々を誇りに思っているから、彼にはペースダウンしてもらいたい」
字面を訳しただけなので、カリーがどんなテンションでこれを言っていたのかは分からないんですが、いずれにしても、なんとも弱気なコメント。笑
多少はジョークも交じってるのかな。
3Pの代名詞的存在であるカリーをも恐れさせるルーキー。
新人王争い熾烈すぎでしょ
推しであるカイルクズマの新人王獲得を願ってやまない僕ですが、ここにきてマルケネンも有力候補であることが判明。
マルケネンは1月20日時点で、
15.4得点 7.6リバウンド FG42.8% 3P37.3% FT85.3%
というスタッツ。
全然可能性ありますやん。
今年話題になっている新人は、いい意味でそれぞれのキャラがバラけていますね。
「長身で高確率3P」という飛び道具を持つプレイヤーは中々の希少度です。
ブルズの試合も観とかないとね。