今シーズン、実力以上に話題を引き起こしている気がしてならないロンゾ・ボール。
そして、その原因でもあり、もしかしたら息子以上に世間を騒がせているお父さんラバー・ボール。
もうこの2人の存在だけでお腹いっぱいですが…
しかし皆さん、ご存知の通り、ボール家の家系図はこれで終わりではないのです。
長男・ロンゾ。
次男・リアンジェロ。
三男・ラメロ。
今回はラメロに注目してみますよ。
正真正銘の異端児・ラメロ
末っ子のラメロは2001年生まれの16歳。
髪型で既に出落ちですが、まだこらえて下さい。
風貌の時点でこぎまくってる感が存分に伝わってくるラメロですが、彼のプレースタイルもそのキャラ設定を全く裏切らないものです。
長男ロンゾと次男リアンジェロと同じくチノヒルズ高校に入学以降、奇想天外なプレーで沸かせまくっていたラメロ。
特に大きな話題を集めたこのハーフコートショット。
これが試合開始数秒後のプレーってことで、インパクトは絶大。
このシュートに関しては、元祖ディープショットの達人であるステフィン・カリーも「自信があるんだね」とコメントしています。
そして極めつけは、1試合92得点ゲーム。
得点源であった次男のリアンジェロが欠場ということで、ラメロがスコアリングに力を入れた試合でした。
ある程度のプレーを見て思うのは、正直そこまで「上手い」と感じる選手ではないことかな。
身体の軸がブレブレだし、パスのフォロースルーは汚いし、凄い技は見せるもののボールハンドリングもお粗末です。
また、この試合ではラメロがディフェンスにろくに参加せず、ハーフコート付近で待機し、次のオフェンスでのオープンショットを狙う姿が批判を集めたりもしました。
改善点の数も計り知れないですが、ラメロが”exciting”なプレイヤーであることは間違いない。
なぜここまで騒がれるのかは理解できますね。
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リトアニアリーグでプロデビュー
父親ラバーの判断により、3年目を迎える前に高校を中退したラメロ。
ラバーがチノヒルズ高校のチームメイト体制に疑問を感じての決断だそうです。
そんでもって、新天地は何処になったのかというと、まさかのリトアニア。
次男リアンジェロと共にリトアニアでプロデビューすることに。この家族の行動は完全に予測不能です。
そして、現地1月13日にデビュー戦を迎えました。
これだけ鳴り物入りでデビューしながら、シュート全ミスで0得点だったというのも中々キャラが立っています。
こういう方がドキュメンタリーも作りやすいじゃない。
空間を支配しているかのごとく大物感を出しながら試合を観戦するラバーにも注目です。
しかし、2日後に行われた試合では名誉挽回の31得点の活躍。
リアンジェロも29得点で、二人合わせて60点。
やっぱり観てて面白いヤツですね。「鼻につくのにまだまだ観ていたい」と思わせる稀有なプレイヤー。
テンションの上がったラメロは一人アリウープにトライするも、見事失敗。
この撃沈に関してはロンゾもツイートしています。
Okay @MELOD1P grabbing rim now I see you 😂 HA https://t.co/0Q7WiUSBDl
— Lonzo Ball (@ZO2_) 2018年1月15日
ホント話題作りには事欠かないわ。
コイツも将来はレイカー??
ラバーボールは、将来的にボール兄弟3人全員をレイカーズでプレーさせるという夢を公言しています。
正直実現するとは到底思えないけど、もしそうなったら相当カオスだな。笑
実現したなら、あのオッサンは「“Lakers”を“Ballers”に改名してくれ」とか言い出しそうだ。
What LaVar sees… 😂 #Ko8e24 pic.twitter.com/8PAJJBO2Gj
— Bleacher Report (@BleacherReport) 2017年12月19日
ラメロを含めたボール一族からは目が離せません。
というか、気にしてなくても目に入ってくるけど。