話題になっては消え、話題になってはまた消えていくスター選手の「レイカーズ移籍話」。
レイカーズ移籍の噂が持ち上がる条件はたった二つ。
「スター選手であること」と「間もなくFAとなること」
この条件さえ整えば、レイカーズファンは狂喜乱舞するのです。
「〇〇がウチに来るぞ!!」と。
これまで、何人ものスター選手がインターネット上でのみレイカーズのジャージを着せられてきました。
驚くべきはその実現率。近年は限りなく0%に近い状況です。実現したのは12-13シーズン前のナッシュとハワードくらいか?
レブロンはどうよ?
現在のレイカーズファンのターゲット筆頭はレブロン・ジェームズ。
LALフリークたちの妄想は止まらない。
「現役最強、いやもしかしたら史上最強の男がくれば、世界は変わる__(目をカッと見開きながら)」
twitterでレブロンがロサンゼルスのことを”Home”と形容したりするなど、レブロンがレイカーズに好意的とも思える発言があり、これらが信者たちの妄想に拍車をかけています。敏感になりすぎ。
そしてもしこれが現実になれば、NBA界全体にも大きな影響を与えるはず。それだけ、レブロンの影響力は絶大です。
実際に加入が実現した場合、どのようなことが起きるのか考えてみましょう。
現レイカーズロスターが一掃
レイカーズファンとして一番恐れるのがこれ。
本音を言っちゃうと僕はレブロンのレイカーズ加入は反対派なんですが、その理由がここにあります
今現在のレイカーたちがいなくなっちゃうのは嫌だ!特に生え抜き選手の移籍はホント勘弁。
レブロン加入ともなれば、その見返りの価値は計り知れないものにしなくてはいけないはず。
一例としては、最近のクリスポールのロケッツ加入時の交代要員が衝撃的でした。
ロケッツが得たのはポール一人だったのに対し、ロケッツがクリッパーズに献上したのがこちら。
パトリック・ビバリー
ルー・ウィリアムズ
ダレン・ヒリアード
サム・デッカー
ディアンドレ・リギンズ
カイル・ウィルジャー
モントレズ・ハレル
将来のドラフト1巡目指名権
金銭
7選手+αという、数で言うならば不釣り合い極まりないトレードでした。しかし、クリスポールにはそれだけの価値があるというロケッツの判断。
これを考えると、レブロンの獲得には一体どれだけの生贄が必要になるのか…。
戦力アップにつながるとしても、生え抜き選手達を多数失ったレイカーズを、果たしてレイカーズと呼べるのかと思っちゃいますね。
楽しませてもらってはいるけど、やっぱりウォリアーズにはデュラントなしでキャブズにリベンジしてほしかった、とも思うし。
具体的に挙げるなら、レブロンとポジション的に被るブランドン・イングラムや、最近株価急上昇中のカイル・クズマなんかはトレード要員の有力候補になっちゃいますね…。
それは嫌だな。
リーグの勢力図が一変
レブロン一人の移籍は、リーグ全体の勢力図をも変え得ると思います。
ただでさえスター選手のウエスタン流出の傾向がある中で、レブロンまでもがイースタンを去ってしまうと、、
イースタンカンファレンスは「そして誰もいなくなった」という状況になるかも。笑
まあ、最近のNBAの状況を考えれば、レブロン以外にも色んなスター選手が移籍しそうな感じはあるんですけどね。
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超有能スカウトマン・レブロンGM発動
そこらへんのGM(チーム編成担当者)よりもよっぽど有能だと言われているレブロン。レイカーズ移籍後には他チームのいろんな選手に声をかけ、自分の王国を造り始めるはず。
レブロン以外のビッグネーム獲得もありえます。
これによってまた勢力図が大きく変わりそうです。
史上3人目の”3チームでの優勝”を達成
今のレイカーズはプレーオフ進出さえもハードルが高いようなチーム状況ですが、レブロン加入ともなれば確実に「優勝」という目標に向かうはず。
レブロンがレイカーズでも優勝を果たせば、ヒートとキャブズを含めた3チームでの優勝を果たすこととなり、これは史上3人目の快挙となります。
レブロンにとって、引退前最後の目標としては十分です。
まあ、来るかどうかはわからないけどね!
ここまで妄想を広げてはみましたが、レブロンが実際に加入するかどうかは本当にわからんです。レブロンがレイカーズに興味があるのかもわからない。
スター選手のレイカーズ移籍の噂がニュースになり、結局は実現しないというもはやネタとも言える一連のフォーマットが出来上がっている中では、「今回もどうせ…」と思ってしまいますが。
しかし実現すれば、NBAの歴史の中でも有数の出来事になるのは間違いないです。