カイル・クズマ

【LALの希望】カイル・クズマは隠れスーパールーキーだった

ドラフト時、レイカーズファンの話題は2位指名のロンゾボール一色となっていました。

しかしシーズンが開幕し、27位指名のカイルクズマが頭角を現すことに。

シューティングが不調で、まだNBAに順応しきれていない感のあるロンゾに対し、隠れスーパールーキー・クズマは伸び伸びとプレーしています。

サマーリーグではFINAL MVPに!

「あれ?レイカーズの凄い新人ってロンゾだけじゃなくね?」

と気づかれ始めたのは、新人の登竜門であるサマーリーグ。

初々しさのあるプレーが目立つサマーリーグの中で、熟練のスタイルで淡々と得点を重ねているクズマはすぐに話題になりました。

まだ22歳だけど、ずいぶんと肩の力が抜けてる。

ロールムーブからのペネトレイトなんかには、どことなくコービーのエッセンスを感じます。

アウトサイドの正確さも武器の一つです。206cmのシューターは中々厄介。

サマーリーグでのスタッツは、

21.9得点 6.4リバウンド FG51.4% 3P48%

という貫禄の数字でした。

最終戦でも30得点10リバウンドを記録し、見事FINAL MVPを受賞。

サマーリーグ全体のMVPを受賞したロンゾ・ボールを欠いた中で、チームを優勝に導いてくれました。

近年のチームの不甲斐なさから、もはや「勝利」という文字すら辞書から消えかかっていたレイカーズファンには、最高の高揚感を味合わせてくれました。

たとえサマーリーグだとしても、レイカーズが「優勝」だなんて。。ねえ…?

祝・月間最優秀新人賞!

圧倒的ブレイクを果たしているクズマに、さらなる朗報が。

ぬぁんと、クズマが11月度のウエスタン月間最優秀新人賞に選ばれたのです!

やっほーーい!

レギュラーシーズンでは11月末までの時点で、

16.7得点 6.1リバウンド 1.6アシスト FG50.4% 3P37.9% 

というスタッツでした。立派やで。

PER値は15.4となっています。ちなみにロンゾは10.2。

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ドラフトの時点で、クズマがここまでの活躍を予想できた人はいなかったはず。

ロンゾも波はあるものの、騒がれるだけのことはあるなと思わせる活躍を時折見せるし。レイカーズ、いいじゃない。

ちょっとこのツイートを見て下さい↓

11月26日時点で、新人のシーズンハイ記録はロンゾとクズマがほとんど独占してるんですよ。

ここまでくると、レイカーズの新人どちらかによる新人王タイトルの獲得にも期待しちゃいたくなるってもんですが。

個人的には、安定感のあるクズマが現時点では選手として優れていると思います。

今後の出場時間次第では、平均得点が20点そこらまで伸びることも期待できそう。

しかしクズマの新人王獲得には一つの弊害が。

怪我明けの留年ルーキー、ベン・シモンズの存在です。

直接対決のハイライト動画を発見↓

シモンズに関してはシーズン開幕から話題になり続けているのでここではあまり深堀しませんが、まあこやつは図抜けているんですよね。

11月度のイースタン月間最優秀新人は言うまでもなくシモンズでした。

とにかくスタッツが圧倒的。

18.6得点 9.4リバウンド 7.2アシスト FG50.1% 2.3スティール

ハイ出ました。これぞトリプルダブル待機勢スタッツ。

PERは脅威の20.3です。

昨シーズンのドラフト指名なのに新人扱いでズルくない?というのはよく言われることですが、年齢は21歳で、クズマよりも後輩なんです。

新人王になるには、このシモンズを倒さなくちゃあならない。中々のハードルや。

シモンズには無くてクズマにはあるものと言えばズバリ、アウトサイドシュートです。

なんと、11月末までのシモンズの3P試投数は10本にも満たず、今のところ成功数は0本。うちのクズマはアウトサイドもいける口やで。

おそらく今この瞬間に新人王投票をしたらシモンズに決まると思うんですが、、

シーズン終了時にはどうなっているでしょうね!!

新人王祈願!カイル・クズマはベン・シモンズに勝てる?

レイカーズの未来は明るい、かも!

ドラフト指名高順位のエリートよりも、這い上がってくる下位指名者を応援したくなるのが人間の性だと思うのです。

インタビューからは謙虚さもうかがえるし、クズマには好感度しかないぜ。

最後は同じく期待の星、ロンゾ・ボールとの1on1動画で締めようと思います。

リラックスはしてるけどお互い負けず嫌いが出ていて面白い。なんだか「放課後の1on1」って感じ。

レイカーズの未来は頼んますよ。

それでは、

Kuzma for Rookie of the year !!