オクラホマシティ・サンダー

ウォリアーズ@サンダー戦は二つの点で荒れる予感

今のところはウォリアーズの2連勝となっているGSW対OKCという注目の対戦カード。2試合ともウォリアーズの圧勝となっていますが、本番はこれからです。

2月11日に行われるこの2チームの対戦は、ついにサンダーのホームコートで行われるんですよね。過去2戦とは、まったく違う雰囲気になること間違いナシ。

サンダーファンの心境

まず基本線としては、デュラントの移籍云々関係なしにしても、サンダーファンはウォリアーズのことをよく思っていないはず。

なにしろ、昨季のカンファレンスファイナルで第7戦の末にやられた相手ですからね。

元々「Beat WARRIORS!!」の風潮は強かっただろうに、そこにエースのデュラントが加わろうものなら、そりゃあ大噴火するってもんです。

参考:ヒートに移籍したレブロンの@キャバリアーズ戦

サンダーフリークたちは、デュラントに対してどれだけのブーイングを浴びせるのか。

そしてこの試合はどれだけ荒れるのかということを知るうえで、参考になる過去の試合が一つ。

2010-11シーズン前に、キャバリアーズからヒートへ電撃移籍したレブロンの初凱旋試合です。

動画内では絶えず騒音が鳴り響いていますが、これは会場内の空調機器が故障しているからではありません。

すべてが、レブロンへのブーイング。

アップの時点で、観客のフラストレーションはピークに達しています。

レブロンのルーティーンである滑り止めパウダーをバーッとやっているときには、相当至近距離にいる観客もブーイングのジェスチャーと共に罵声を浴びせていますね。

いやあ、普通のメンタル人間がこんなのを喰らったら、一瞬で人間不信&うつ病になるわ。

選手紹介アナウンスの時に、同じくキャバリアーズを出たはずのイルガースカスには歓声が送られているというのがまたムゴい。レブロンへの批判は、やっぱりスーパースターが故のものなんだよなあ。

このときはレブロンとウェイドとボッシュというスーパースターが集まったわけだし、今のウォリアーズと少し状況が似ていますね。

僕はレブロンが他チームに移籍すること自体には不満がありませんでしたが、当時大好きだったウェイドの存在感が薄れちゃうんじゃないかというのが気がかりでしたね。結果、やっぱり個人スタッツは下がっちゃったし。

ってことで、デュラント初の凱旋試合でも、これくらいの騒音が予想されます。

「可愛さ余って憎さ百倍」って、すごく怖い。

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パチュリアがウォリアーズアンチをさらに加速させる

この試合が荒れるデュラント以外の要因としては、パチュリアの存在。

この前のサンダー戦では、ウエストブルックに対してまさかの蔑みプレーを披露しました。

何度見ても、パチュリアの意図がわからねえ。笑

ファールを受けた直後は、フラストレーションは見せずにプロフェッショナルな振る舞いをしたウエストブルックでしたが、試合後のインタビューでは

“I’m gonna get his ass back for that one(仕返ししてやるさ)”

と報復心を露わにしていました。見降ろされていたのも、しっかり気づいていたそうです。やばい、逆襲のウエストブルックが発動する。

サンダーファンは、パチュリアに対しても容赦なくブーイングを浴びせることでしょう。

とにかく、荒れる

デュラントとパチュリアに加えて、

チームの主役であるカリーにもブーイング、

多分ウォリアーズファン以外からはもれなく嫌われているグリーンにもブーイング、

で、もうここまできたらついでに無害なトンプソンにもブーイング…w

という流れで、もうとにかくハチャメチャに荒れた試合になると思われます。

何はともあれ、凄く楽しみ。