ステフィン・カリー

カリーがキャバリアーズ戦で輝ける日は来るのでしょうか

クリスマスゲーム、終わりましたね!

時間が早すぎて生では見られなかったんですが、ウォリアーズ対キャバリアーズ戦はフルで視聴しました。

いやー、ムナクソ悪い!!笑

逆に、自分がキャバリアーズファンだったなら、どれだけ楽しい試合だったんだろうと思いますが。。

レブロンのバスカンダンクで逆転し(ちょっとリングにぶらさがりすぎじゃない?テクニカルファールでしょあれ)、カイリーのジャンパーが決勝点ですか。はいそうですか。

クリスマス前までは4敗しかしてなかったウォリアーズも、こういう大事な試合で負けちゃうもんなんですねえ。

カリーが不調

敗因を詳しく分析していけば、いろいろなことが挙げられるんでしょけど、どう考えても、ステファン・カリーの活躍度には物足りなさを感じます。

この試合では、37分の出場で、15得点,3アシスト,3リバウンド,FG36.4%,3P28.6%というスタッツ。

ウォリアーズに108点目を加えた最後のスリーポイントはさすがだなと思いましたが、この試合での見せ場はこれくらい?

カリーのクリスマスゲームでの不調さも指摘されていました。

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らしくない個人成績がズラリと並んでいますね。一度も20得点を越えていないのはビックリ。

クリスマスでの不調も気になるところですが、個人的にはカリーのキャバリアーズ戦でのパッとしなさがもっと気がかり。カリーがキャブズとの試合で活躍していたイメージって、ほとんどないんだよなあ。

この先もウォリアーズとキャブズのライバル関係は続いていくと思うけど、試合結果はどうあれカリーが低調だと面白くないぞ。

2016年のキャブズとのNBA FINALでのカリーのスタッツは、出場時間35.1分,22.6得点,4.9リバウンド,3.7アシスト,FG40.3%,3P40%.

そこそこなスタッツにも見えるけど、満場一致でシーズンMVPを受賞した男の記録としては物足りなすぎ。FG40.3%ってのは、カリーとしてはありえない低さです。

もう一年さかのぼって、2015年のNBA FINALでのスタッツ。このときも相手はキャブズ。

出場時間42.5分,26.0得点,5.2リバウンド,6.3アシスト,FG44.3%,3P38.5%.

16年に比べればマシでしたけど、平常時のカリーなら、この出場時間があれば軽く平均30点は越えるはず。

実際にシリーズを観ていた方はわかると思いますけど、得点の重ね方も無難な感じでしたよね。カリーならではのマジカルさはポツポツとしか見られませんでした。

試合を支配している感じはまったくなし。

実際、この年のFINAL MVP票も、11人中7人がイグダーラに、4人がレブロンに投票されていましたよね。カリーに投票した人は、ゼロ。

イグダーラの活躍にも痺れたけど、やっぱりカリーがMVPを取って終わるのが一番美しい物語だったと思うんです。

毎度、ウォリアーズとキャブズ試合では、「カリーvsレブロン」が最大の注目ポイントになっていますけど、ほとんどの試合で、カリーは土俵にすら上がれてない気がする。

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伏兵に弱いカリー

今回の試合では、デアンドレ・リギンズのDFに苦しめられました。リギンズは、JR・スミスに代わってスタメン入りしていた選手。僕は、この試合で初めて存在を知りました。

この試合でリギンズは0得点で、オフェンスではまったく目立つところがなかったんですが、カリーへのディフェンスは相当執拗でした。

特に、オフボール時のディフェンスが強烈です。かなりの気合を感じます。

15年FINALでのデラベドバ然り、カリーはそれほど有名ではない選手のパッションに弱い気がします。「失うものは何もない!」って感じの気迫にやられてる。

一度リズムに乗ってしまえば問題ないと思うんですけど、こういう選手が相手のときは自分のペースをつかむのに「時間がかかっている」ように見えます。

で、今回のゲームではリズムをつかむ前に試合が終わっちゃった感じ。不完全燃焼です。

相手選手からどれだけの情熱をぶつけられても、カリーには自分のプレーを貫いてほしいところです。

そして、これからのキャバリアーズ戦での活躍にも期待。

もう、レブロンのドヤ顔は見たくない!

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