とうとう2016-17シーズンが開幕しましたね!
昨季のウォリアーズ対キャブズのファイナル第7戦が行われたのが6月20日だったので、実に128日間も待ち続けたことになります。あやうく禁断症状がでるところだったぜ。
Welcome back @NBA! 🙌 #KiaTipOff16 pic.twitter.com/Nq9l6Biqwb
— NBA TV (@NBATV) 2016年10月25日
以前から、この開幕戦の感想を書くことを凄く楽しみにしていたんですが、正直今は気が重い。なぜかといえば、そりゃあウォリアーズが負けたからです。笑
それも、一口に敗戦と言っても、負け方ってもんがありますよね。。開幕直前までのテンションはすべて沈下されてしまいました。
以下、ウォリアーズ主観で試合を振り返ってみます。
まさかの敗戦
今日はこの試合の他にも、キャバリアーズ対ニックス戦とブレイザーズ対ジャズ戦がありましたが、注目度で言えばやっぱりウォリアーズ戦が一番だったと思います。なんたって、昨季73勝したチームにデュラントが加わったからね。
#DubNation welcomes @KDTrey5 👌🏽 pic.twitter.com/xVZrYheCTm
— Golden State Warriors (@warriors) 2016年10月26日
昨季の73勝メンバーもオラクルアリーナにカムバック。
#DubNation walkin’ into @OracleArena like 😎 pic.twitter.com/qcQmGcpYY8
— Golden State Warriors (@warriors) 2016年10月26日
テンション最高潮の状態で試合が始まりました。
今日のウォリアーズのスタメンはこちら。このGIFかっこいいな。
Warriors’ Opening Night Starters: pic.twitter.com/0P6IkO74ti
— Golden State Warriors (@warriors) 2016年10月26日
ゲーム内容をいろいろと語る前に、まずは問題の試合のハイライトを観ておきましょう。
はい。ウォリアーズは負けました。負けたんです。それも、俗にいうボロ負けというやつです。
WELP. pic.twitter.com/1ZU9cDhf8D
— Golden State Warriors (@warriors) 2016年10月26日
単純に試合結果だけを聞くと、「ウォリアーズに何があった!?」というリアクションになると思います。衝撃的敗戦ですよね。「10.26事件」とでも言うべきか。
でも試合をフルで観ていれば、負けるべくして負けたな、と思えたはずです。敗因がめちゃくちゃハッキリしてる。
まず、ウォリアーズ選手のスタッツはこうなりました。
Final 📊
KD – 27p/10r/4a/2s/2b
Steph – 26p/4a/3r
Draymond – 18p/12r/6a/5s
Klay – 11p/2a
Andre – 2p/3a/2r— Golden State Warriors (@warriors) 2016年10月26日
この各選手のスタッツからは、「いい試合をした感」がすげーあふれてる。
「デュラントとカリーがバランスよく点を取りました~。トンプソンのスコアがもっと伸びれば、ウォリアーズはますますいいチームになりますね^^」
みたいなポジティブレビューだけで終われれば、どれだけ幸せな開幕戦だっただろうか。実際は、そんなに単純じゃないですね。振り返って置くべきことが山ほどあるのですよ、この試合では。
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敗因①:リバウンド&セカンドチャンス
まず酷かったのはリバウンドです。この試合での両チームそれぞれのリバウンド数は、スパーズ55本に対し、ウォリアーズは35本。20本差はさすがにしんどい。
あえて数字を見てみなくても、試合を観てればこれくらいの本数差がついていることは明らかでした。
オフェンスリバウンドだけに限ってみても、スパーズ21本に対しウォリアーズ8本となっています。これにより、スパーズにたくさんのセカンドチャンスを与えてしまいました。
セカンドチャンスの得点は、スパーズが26点でウォリアーズが4点。スパーズ選手がフリースローを外した後も、リングに当たったボールは当然のようにスパーズ選手の手にわたっていました。
試合の最終スコアを観なくても、この「リバウンド本数」と「セカンドチャンス得点」の差を観るだけで、試合結果が予想できちゃうと思います。それくらい圧倒的な差でした。
チームのリバウンド王になるべきスタメンセンターのパチュリアは、この試合では3リバウンドのみに収まりました。出場時間はあまり多くはなかったけど。この試合だけを見ると、ボガットの方がいい選手だったと思わざるを得ない。
敗因②:ベンチメンバー
ベンチメンバーからの得点でも、「16-54」となり、38点もの差を付けられてしまってしまっています。控え選手の層の厚さに定評があったウォリアーズは何処へ行ってしまったのか。
今オフにはイジーリやバルボサなどの、昨季までの控え選手が何人も移籍しちゃってるから、それが痛かったかな。
スパーズのベンチからは、伏兵ジョナサン・シモンズが大活躍でした。20得点を記録し、+/-では驚異の「+33」。
敗因③:3P
ウォリーズと言えば3P!と言えるくらいの代表的な武器ですが、今日は3Pの確率が21.2%。カリーとデュラントは高得点を記録したものの、3P%はそれぞれ33.3%と30%です。クレイに至っては6本中1本のみの成功で16.7%となりました。
この3人、プレシーズンでは3Pの成功数で上位4位までに全員がランクインしていたのに。わからないものですねえ。
それに反して、それほど3Pのイメージがないスパーズは今日の試合で24本中12本を成功させました。こりゃあ勝てない。
敗因④:レナード&オルドリッジが強すぎ
レナードが35得点5リバウンド5スティール,オルドリッジが26得点14リバウンドというスタッツ。特に、今日のレナードはどうしようもなかったです。35得点はキャリアハイとのこと。
ウォリアーズがちょっと勢いづけそうなときにも無表情で非情にシュートを決めまくっていました。ウォリアーズサイドから見ると、本当にイヤなヤツだった。
3Q目終盤でのスティールとジャンプシュートも見事でした。レナードの前では、”2 TIME MVP”も惨めに見えてしまった。
シーズンは始まったばかり!!
カリーが無双してペリカンズ相手に楽勝した昨季の開幕戦とは、かなり味の異なる試合になりました。昨季の開幕24連勝越えの期待も、即消滅。
この前までのプレシーズンでは華やかな活躍を見せていてなんの不安もなかったけど、今考えてみると得点シーンばっかりに注目しすぎていたかもしれないですね。インサイドの強いチームが相手だとリバウンドが取れず、ディフェンスもザルになるということが今日の試合でわかりました。
128失点というのはスティーブ・カーがウォリアーズHCに就任して以来最悪の記録だそうです。ワースト記録が開幕戦で生まれちゃうっていうのが面白いなあ。
波乱の幕開けになりましたが、まああと81試合もあることだし。
Don’t worry, #DubNation – there’s still 81+ games left 🙃
— Golden State Warriors (@warriors) 2016年10月26日
次のペリカンズ戦に期待しましょう!