サムネイル画像:Photo by Michael Tipton
昨シーズンは32勝50敗というシーズン成績で、カンファレンス13位に沈んだニックス。プレーオフも3年連続で不進出となっています。ルーキーのポルジンギスの予想以上の活躍が唯一の明るい材料でしたね。
選手として盛りの時期を迎えているエース・カーメロにとっては不憫な状況がつづいていましたが、このオフシーズンでようやくニックスのフロント陣が動きを見せました。
選手の移動が多いこのオフの中でも、とりわけ目立ったチームになった気がします。やっと、カーメロにいい舞台を用意することができそう。
入団選手&退団選手
入団選手と退団選手をリストアップしておきます。
IN
- デリック・ローズ
- ジャスティン・ホリデー
- ジョアキム・ノア
- コートニー・リー
- ブランドン・ジェニングス
- ミンダウガス・クズミンスカス
- マーシャル・プラムリー
OUT
- ジュリアン・グラント
- ホセ・カルデロン
- ロベン・ロペス
- トニー・ローテン
やっぱり一番のニュースはデリック・ローズの獲得ですよね。デュラントのウォリアーズ移籍とウェイドのブルズ移籍の次くらいの衝撃かな。
ローズのカムバックに期待!
ローズは2010‐11シーズンに25.0得点、7.7アシスト、4.1リバウンドのスタッツを記録し、史上最年少でMVPを受賞。
しかし、11‐12シーズン以降は怪我に悩まされて続け、本来の輝きを取り戻せていません。
ローズのあの「どういう体の構造をしてるの?」と突っ込みを入れてしまいたくなるほどのキレッキレの動きに、ローズ自身の身体がついていけていないんだと思います。
こちらは”怪我前の”ローズのハイライト。
なんじゃこりゃ…って感じのすさまじい動きです。これまでにない新しいプレースタイルを持っていました。でも確かに、体への負担は相当なものがありそう。
この頃の動きをもう見ることができないのだとしたら、悲しすぎる・・。
なんだかローズの全盛期はとっくの昔の話で、もう年を重ねたベテラン選手のような気がしてしまうんですが、まだローズって27歳なんですよね。27歳って、本来だったらバスケ選手的に一番輝いてるくらいの年齢だよなあ。
どうにか、怪我をする前のあの凄さを取り戻してほしい。
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リーグ屈指の豪華メンバーに
ニックスはローズに続いて、コートニー・リー、ジョアキム・ノア、ブランドン・ジェニングスを獲得。
一気に優勝を狙えるチームへと進化しました。これに加え、大エース・カーメロと、今流行りのポルジンギスがいますからね。少なくともプレーオフ進出を心配する必要はないんじゃないかと。
来季の予想スタメンはこちら。
G:デリック・ローズ
G:コートニー・リー
F:カーメロ・アンソニー
F:クリスタプス・ポルジンギス
C:ジョアキム・ノア
かなり豪華なスタメンです。観ていて相当面白いチームになりそうだ。
アメリカのスポーツ放送局CBSSは来季のスタメンランキングで、ニックスをリーグ14位と評価しました。
来期の最強チームはどこだ!CBSSが最新スターターランキングを発表!
イースタンでは6位につけています。
とりあえず、来季からはニックスの試合もチェックしておかねば。
来シーズンからは気になるチームが一気に増えました。