サムネイル画像:Michael Tipton
あまりにも多くの選手が移動しすぎて、自分なりにまとめておかないと各チームのロスターが把握できなくなっているこのオフシーズン。
以前はレイカーズの補強をまとめた記事を書きましたが、今回はもっと需要がありそうなウォリアーズの記事を。笑
まあ、いろーんなニュースがあった中でも、「ウォリアーズ、デュラント獲得」の一報のインパクトは群を抜いていましたよね。
ただ、デュラント獲得のみにスポットが当たりがちですが、それに伴ってチームを去った選手達にもしっかり注目しておきたいところです。
入団選手&退団選手
退団選手と入団選手をリストアップしていきます。
退団選手
- リアンドロ・バルボサ
- ハリソン・バーンズ
- アンドリュー・ボーガット
- フェスタス・イジーリ
- ブランドン・ラッシュ
- マシュー・スぺイツ
こうしていざまとめてみると、退団選手の多さに改めて驚きます。
おなじみのウォリアーズメンバーが6人もチームを去ることに。寂しい。
デュラント獲得交渉の面談の際にはカリー、グリーン、トンプソンら主要メンバーも参加したそうですが、デュラントを獲得したことで何人かのチームメイトとお別れになったことを、彼らはどう思っているんだろう。
ポジション的にみると、ボーガット、イジーリ、スぺイツのセンター3人が去るのはやっぱりかなり厳しい。
来季からはカリーとボーガットのピック&ロールが観られないんですねえ。
入団選手
・ケビン・デュラント
・ザザ・パチュリア
・デイビット・ウエスト
・デイミアン・ジョーンズ
・パトリック・マカウ
・エリオット・ウィリアムス
さんざん注目されてきたデュラントは置いておくとして。
個人的に注目したいのは、ザザ・パチュリアとデイミアン・ジョーンズの二人です。
二人ともポジションはセンター。
15‐16シーズンをマーベリックスでプレーした32歳のパチュリアは、昨季平均26.4分の出場で、8.6得点、9.4リバウンド、FG47%というスタッツを残しました。
リバウンド9.4本はキャリアハイの数字です。
平均21分で5.4得点、7リバウンド 、FG63%のスタッツだったボーガットと比べても、何ら遜色はないです。むしろグレードアップか。
関係ないですが、パチュリアは奥さんが超絶美人なことでも知られています。
一瞬、キーラ・ナイトレイかと思った。
もう一人のセンターデイミアン・ジョーンズは、ウォリアーズが今年のドラフトで1巡目30位指名した選手。
ジョーンズは昨季大学で13.9得点、6.9リバウンド、1.6ブロックを記録。
こういうフランチャイズプレイヤーには頑張ってもらいたいものです。
ドラフトでは30位指名というあまり高くない評価ですが、今ではアメリカ代表にまでなったドレイモンド・グリーンも、2巡目35位指名からスタートしています。
センター以外のポジションはほぼ完璧に充実しているといっていいウォリアーズにおいて、センターを務めるジョーンズはチームのカギになるはず。
とりあえず、一時期超手薄になっていたセンター陣の補強はなんとか成功した模様です。
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来季のスタメン予想
来季のスタメンはこうなるはず。
G:ステファン・カリー
G:クレイ・トンプソン
F:ケビン・デュラント
F:ドレイモンド・グリーン
C:ザザ・パチュリア
かなり恐ろしいチームになりました。73勝9敗を記録した昨季よりもさらに強くなってどうするのよ、っていう。
アメリカのスポーツ放送局CBSSは、16‐17シーズンのスタメンランキングでウォリアーズに全30チーム中1位の評価を下しました。
来期の最強チームはどこだ!CBSSが最新スターターランキングを発表!
ESPNが昨シーズンの試合中でのプラスマイナスに基づいて作成したランキングでも、ご覧の順位に。
RPMっていうのはReal Plus-Minusの略です。
数字的にも、昨シーズンの覇者キャバリアーズに大差を付けています。
「理論上では」究極の最強チームになったウォリアーズですが、やっぱり豪華なメンバーがそろっているからといって簡単に試合に勝てるわけではないと思います。
チームケミストリーだとか、スター選手が揃いすぎているが故の問題もあるだろうし。
いずれにせよ、観ていて面白いチームであることは間違いないと思うので、早く新生ウォリアーズの試合が観たいです。
開幕が待ち遠しい。