ついにチームUSAのロスターが発表されましたね!
最終発表に至るまで、相次いでNBAのスター選手が代表辞退を発表し、ヤキモキする日々が続いておりました。
そんな日常もこれでおしまいです。
まずは、発表されたロスターをご紹介。
選ばれし12人
- カイリー・アービング(キャバリアーズ)
- カイル・ラウリー(ラプターズ)
- デマー・デローザン(ラプターズ)
- クレイ・トンプソン(ウォリアーズ)
- ジミー・バトラー(ブルズ)
- ハリソン・バーンズ(マーベリックス)
- ポール・ジョージ(ペイサーズ)
- カーメロ・アンソニー(ニックス)
- ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ)
- ケビン・デュラント(ウォリアーズ)
- デマーカス・カズンズ(キングス)
- ディアンドレ・ジョーダン(クリッパーズ)
このメンバーを見てどう思われるでしょうか。
正直なところロスターの選手よりも、リストに名前がない選手の方が話題になっている現状です。
それだけ、スター選手の不参加が多い。
ただ、普段NBAでたくさんのスター選手を見ることに慣れて感覚が麻痺していますが、改めてこのメンバーでのチーム力を考えてみると、十分強いです。
強いて気になるところを言うなら、フロントコート陣のインパクトがイマイチなところでしょうか。
とは言っても、じゃあ他に誰がいるのかといわれると困ってしまう。
今のNBA自体がバックコート陣主体で、センターの選手があまり目立たない世界になってますもんね。
自分の知る名前の中で最も言いにくいファミリーネームをお持ちのアメリカ代表監督、マイク・シャシェフスキーもこの布陣には満足のようです。
参加する雰囲気を見せつつも結局辞退したコービー
バスケのアメリカ代表を観てる時と、各種目の日本代表を応援するときとでは、趣旨がまったく違うんですよね。
バスケのアメリカ代表は「優勝」っていう結果は決まっているようなものだから、注目するのはその過程。
スター選手がどんなプレーを魅せてくれるのかが最大のキモです。
あとは、普段は別々のチームのスター選手が同じコート、同じベンチにいるっていうおトク感。
NBAオールスターは東と西で分かれているけれど、代表戦はその東西の壁さえも打ち壊した、みたいな。
2012年のロンドン五輪で、コービーとレブロンがじゃれあっている光景には思わずニヤニヤしてしまったものでした。懐かしい…
ということでファンが見たいのは「スター選手勢ぞろい」のチームUSAなわけです。
辞退した選手の中でもとりわけ残念に思ったのは、コービー・カリー・レブロンの3人。
コービーに関しては、ロンドン五輪後に「今回で最後」とはっきりと明言していたので、最初から期待はしていませんでした。
しかし、2015-16シーズンの中盤、シーズン終了後の引退を表明した頃には、代表参加を望んでいるような発言をしていたんですよね。
大のコービー好きとして期待を膨らましていました。
しかし、結局「若い世代に託す」といって辞退…
そりゃないぜ!マンバさん!!
特に2008年・北京五輪でのコービーは鮮明に記憶に残っています。
上の動画は決勝のスペイン戦でのコービーのハイライト動画です。
何度見ても、決勝での3ポイントバスカンからの“あのポーズ”は鳥肌ものですね。
昨シーズンMVP、ステフィン・カリーも辞退
世界中のNBAファンが一番ガッカリしたのは、ステフィン・カリーの辞退でしょう。
オフシーズンは怪我の完治に費やすとのこと。残念ですが仕方ないですね。
2014年世界選手権でのように、国際大会で3ポイントを量産するカリーが見たかったです。
最後の希望、レブロン・ジェームズも…
最後のショッキングは、霊長類最強・レブロンジェームズの辞退。
レブロンの参加は最終発表の直前までわかりませんでしたが、「NBAファイナルですべてを出し尽くしたため」辞退とのこと。
今シーズンのファイナルを見ていた側からすれば、納得するしかないですよね。
今のNBAでは「カリー VS レブロン」、一昔前までは「コービー VS レブロン」の構図があったと思います。
今はカリー派、そして昔から大のコービーファンの自分にとって、レブロンは「敵キャラ」であり続けています。
でも、オリンピックでのレブロンは本当に見たかった。
国際大会だと特に、レブロンの人間離れ具合が際立つんですよね。なんかもう、「凄い」を通り越して思わず笑っちゃう感じ。
個人的なレブロンのオリンピックでのベストプレーは、これ。
これは笑うしかない。
もう、「無慈悲」っていう言葉がふさわしいですよねw
ブロックされた選手のメンタルが心配になってしまう。
レブロン、リオでも観たかった…
開幕が楽しみ
辞退した選手にビッグネームが多すぎて、出場しない選手だけにフォーカスしてしまいました。
ただ、今回の代表メンツでも十分に楽しませてくれることは間違いないと思います。
今回もアメリカ代表の試合はきっとNHKが放送してくれるはず。あの解説と実況のアメリカ代表への寄り具合が今から楽しみです。