【うつ病との戦い】デマー・デローザン「金がすべてじゃない」

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 「この気の沈みが、僕のベストを引き出してくれる...」

 

昨季のこのツイートをはじめとして、うつ病に長い間苦しめられていることをカミングアウトしていたデローザン。

4度オールスターに出場しているスターが心の病気に苦しめられていたという事実は話題になりました。

 

プレーオフではまたしてもレブロンに敗れ、このオフには自身が望まない形でラプターズを退団することになり、さらなる苦境に立たされているデローザン。

 

深みを感じたデローザンの最近のインタビューをまとめます。

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金が全てじゃない

スパーズの選手として、ESPNのインタビューの取材に応じたデローザン。

今回は、一般人がスター選手に抱く固定概念についてを中心に語っています。

以下、コメントを抜粋。

大変な環境で育ってきたとしても、「NBAに入りさえすれば全ての困難が解消される」とみんな思うんだろうね。

でも実際は、それからまた新しい大きな試練がストレスとなってやってくるんだ。

みんな「一体何に落ち込むというんだい?君は欲しいものをなんでも買えるじゃないか」と言ってくる。

この世のみんながお金持ちであれば、「金がすべてじゃない」ことに気づけるはずさ。

 デローザンが生まれ育った「コンプトン」と云う場所が、極めて劣悪な環境であるのはよく知られている話です。

幼少期に抱えたストレスが、今のデローザンの人格に甚大な影響を及ぼしているのだと思います。

うつ病を告白した時にも「僕たちはみんな同じ人間なんだ」と発言しており、スター選手だからといって一般人と精神構造は変わらないということですね。

どんな環境に身を置いていたとしても、等しく苦しみは味わうものだと。

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スパーズでのデローザン

4度のオールスター出場、2度のアメリカ代表選出&金メダル獲得、2年連続でオールNBAチームにも選ばれているデローザンは紛れもなくスター選手です。

昨季は23.0得点 5.2アシストを記録しており、パフォーマンス的な不調に悩まされているわけでもありません。 

 

図太い神経で豪快な生活をしているイメージを持ってしまいがちなNBA選手でも、実際は様々な痛みと戦いながら前に進んでいるという背景を知れる、デローザンの心境でした。

 

レナードとデローザンのトレードでは、スパーズが戦力を「失った」という見方をされていますが、デローザンにとってポポビッチ率いる万年エリートのスパーズに移れたことは、「よりいい環境に移動できた」とプラスに考えることもできるはずです。

 

現時点で来季はプレーオフ進出すらも危ういとされているスパーズを、チームトップスコアラーになるであろうデローザンが上位へ導けるか。

デローザンのことは応援したくなりますね。