デュラントを覚醒に導いた、ドレイモンド・グリーンの"喝"

アイキャッチ画像:Photo by James N. Mattis

 

ウォリアーズ対ペリカンズの第4戦は、118-92でウォリアーズが圧勝する結果となりました。

第3戦では19点差で大敗してイヤなムードになりかけていただけに、ウォリアーズにとっては大きな勝利です。ケビン・デュラントの38得点の活躍がウォリアーズを立ち直らせることになりました。

第3戦では積極性を欠いたデュラントを奮起させた舞台裏には、ドレイモンド・グリーンの存在があります。

 

 

徹夜でゲーム3を研究したグリーン

大敗した第三戦では、22得点に落ち込んだデュラント。これは、今プレーオフで自己ワーストの数字でした。シュート試投数も18本のみで、35分以上出場した試合の中では最も少なくなっています。

敗戦後、徹夜で試合のビデオを見直したというドレイモンド・グリーンは、デュラントの積極性のなさを再確認することに。

グリーンからすると、第1戦から第3戦の全てにおいて、デュラントの消極的なプレーが気がかりだったそうです。

このままではイカンということで、グリーンはデュラントにテキストメッセージを送りました。

グリーンからの喝

気になるメッセージの内容とは。

以下、グリーンのコメントです。

俺はただ、彼(デュラント)がどうあるべきかを伝えたんだ。どうしても伝えなくちゃいけなかった。

彼は、俺たちが望むようなアグレッシブさを見せていなかった。だから、黙っているわけにはいかなくてね。

もし何かうまくいっていないことがあれば、俺は自分の意見を発していかなくてはいけないんだ。そこに、まったく抵抗はないよ。

ただ、試合に勝つためにトライしていくだけさ。

 グリーンのアツい気持ちに応えるように、デュラントはゲーム4で見事なパフォーマンスをみせました。

ちなみに、グリーンのテキストに対するデュラントの返信は、

"I got you"

でした。

こんなにかっこいいコミュニケーションが存在していいのか…。

 

 

 

ゲーム4の後、デュラントはこう語っています。

(グリーンからのメッセージは)簡単に言うと、「心配するな。君はただ、力強く積極的にプレーすればいい」っていうことだったね。

そして、今日僕は最大限に積極的であるように努めたよ。

ゲーム3で僕がアグレッシブじゃなかったのは、自分でもわかっていたんだ。

チームメイトからアドバイスをもらえるのはいいことだね。

彼からメッセージを貰えてよかった。

そんな、アグレッシブ・デュラントのパフォーマンスを観ておきましょう。

 グリーンもこのパフォーマンスには大満足。

今日の彼こそが、俺らが求めていたものだ。

彼はコートのあらゆる場所から得点を重ねていた。彼が、試合の流れを変えていたんだ。

彼がアグレッシブになったときには、これだけのインパクトが起こるんだよ。

俺が観ていて大好きなものだ。

 

ただの観戦者としては、王者ウォリアーズが1敗したくらいでは別に気になりません。

しかし、当事者である選手達は、1戦1戦にもの凄い熱量で向き合っているということがわかるエピソードでした。