【検証】コービー・ブライアントの全盛期はいつ?

スポンサーリンク

Photo by C. J.™

 

こんにちは。何かにつけてコービーの話をしたがるこのブログの管理人です。

今回は、コービーのことをあれこれと長めに語ってみたいと思い、『20年のキャリアの中で、コービーのベストシーズンはいつなのか』考えることにしましたよ。

つまりは、「コービーの全盛期はいつなのか」という企画。

実際、全てのシーズンにそれぞれの味があり、コービーファンとしてこれらを順位化するのは非常に難しかったりするわけです。

今回は思い切って、独断と偏見と現在の気分によって選考してみました。

まずは、特に凄かった5つのシーズンをピックアップ。主にレギュラーシーズンでの活躍を振り返っています。

スポンサーリンク

 

2002-03シーズン

シャック&コービー時代のレイカーズが4連覇を目指して挑んだシーズン。

この02-03シーズンは、間違いなくこの時点でのコービーのベストシーズンと言えるはずです。

当時24歳だったコービーのスタッツは、30.0得点 6.9リバウンド 5.9アシスト 2.2スティール.

7シーズン目にして、4つの主要項目すべてでキャリアハイを更新しました。若さ大爆発。

意外にも、コービーが平均で30得点以上を記録したのはこのシーズンを含めて3回しかないんですよね。思ったよりも少ない。

このシーズンでは40得点越えを19回、50点越えを3回記録。9試合連続40点オーバーなんてのもありました。

2003年1月7日(現地時間)のソニックス(現サンダー)戦では、当時のNBA記録となる12本のスリーポイントをさく裂。

 

スコアリングが絶好調だったこの年のシーズンハイは、55得点。このときの試合が「コービーvsジョーダン」のラストデュエルだったというのが乙なものです。

しかし、このときのコービーの大爆発は運命のいたずらでもなんでもなく、MJとの最終対決だったってことで只ならぬ意気込みで臨んだことによる結果だと思います。

余談ですが、コービーリスペクターとして知られるケビン・デュラントは子供の頃にこの試合を観ていて、

「コービーがキャリア末期のジョーダンをボコボコにしていたように、自分もコービーとのラストゲームでは彼を徹底的に打ち負かしたいと思っていた」

と語っています。

実際、二人の最後の対戦のとき、デュラントは3Qまでの出場で34得点の大活躍。

時代は流れていくものですねえ。しみじみ。

2005-06シーズン

この記事タイトルと同じ「コービーのベストシーズンはいつ?」というアンケートをNBAファンに取れば、おそらくこの2005-06シーズンが1位になるんじゃないでしょうか。

コービー史上最高のパフォーマンスであると言える「1試合81得点」も、ダラス戦での「3Qで62得点」も、ウィルトン・チェンバレン以来の高得点となった「月間平均43.4点」も、全てこのシーズンでの出来事です。

僕もこのシーズンはリアルタイムで観戦していることが多かったですが、コービーが凄すぎて、いろんな感覚がマヒしてしまっていた感じ。

さっき言った3Qでの60得点オーバーも、「1試合で81点取れるんだから、単純計算で1Q当たり20点で、そりゃあ3Qあれば60点とれるよなあ~」みたいな。

完全にマヒってますね。バスケットは算数じゃねえ。

ちなみにこの試合の3Q終了時点でのダラスの総得点は61点。コービーひとりで、1チームの総得点を上回っていたという異常事態でした。

このシーズンのスタッツは、35.4得点 4.5アシスト 5.3リバウンド 1.8スティール FG45.0%。

35.4得点というのはコービーのキャリアハイで、1986-87年のジョーダンが記録(37.1点)した以来の高水準でした。

では、このシーズンのハイライト動画を貼っておきます。

背番号8番でプレーしたのは、このシーズンが最後となりました。

2006-07シーズン

おなじみ24番コービーのデビュー年です。

この背番号チェンジに関してはメディアで様々な憶測が飛び交っていました。

その中でも僕は、「23を越える」説を推したい。

2005-06シーズンの目玉が「1試合81得点」なら、この06-07シーズンは「4試合連続50得点以上」が要ですね。

さりげに、81得点よりも4連続50点オーバーのほうが凄いんじゃないかと思ったりもします。

4試合中2試合では60点を越えちゃってますからね。もうよくわからん。

ポイントは、

・この記録が生まれる前のレイカーズは7連敗中だった

・コービーが50点オーバーをしたこの4試合にはすべて勝利した

ということです。

チームの勝利のために奮起したコービー。かっこよす。

50点オーバーを果たした4試合の個人ハイライト動画をそれぞれ貼っておきます。

全部見るのが面倒という方は、1試合目のブレイザーズ戦だけでも観てください。この試合はマジで神がかってます。

・ 1試合目:ブレイザーズ戦

 

・2試合目:ウルブズ戦

 

・3試合目:グリズリーズ戦

 

 ・4試合目:ホーネッツ戦

 

 1試合目のブレイザーズ戦は特にエグい。マッチアップ相手は懐かしのブランドン・ロイです。

「チームが負けてるから、追い付くまでシュートを決め続ける」みたいな、単純作業になっています。

ディフェンダーは何も悪くない。コービーが異常なだけ。

49分58秒の出場時間がありながらもアシストが3つだけでしたが、このときのコービーを「個人プレーに走りすぎ」と批判するのはお門違いでしょう。もはや、そういう次元じゃない。

このシーズンのスタッツは、31.6得点 5.7リバウンド 5.4アシスト FG46.3%.

身体能力とか、バスケの技術力を含めたアスリートとしてのピークは、05-06シーズンから06-07シーズンにかけてだったんじゃないかと思います。

この期間に2年連続で得点王も受賞しているし、コービー個人の活躍には文句のつけようがなかったんですけど、残念ながらチームが弱かった。

レイカーズはプレーオフ進出がやっとという状況で、2年連続でカンファレンス1回戦で敗退していました。

スポンサーリンク

 

2007-08シーズン

コービー個人の活躍とチームの成績がやっと伴ってきたシーズン。

やっぱり、パウ・ガソルがチームに加わったのがデカい。

チームが安定して勝てるようになってきたことで、コービーにも精神的な余裕が生まれたんじゃないかと思います。

これまでは張り詰めた緊張感の中でプレーしていた印象だったコービーが、このシーズンではどこか余裕げと言うか、達観しているような感じがありました。あくまでも個人的な印象であります。

そんな「達観系コービー」のこのシーズンのベストパフォーマンスは、2008年2月1日のラプターズ戦じゃないかと。

トリプルスエットの姿勢

ビハインドドリブルのスタイル

ダンク後の腕の残し方

リバウンド後のボールホールディング

カットインのときの一歩目の突き出し方

マニアック目線で見ても、本当にすべてが美しい…。

何もかもがコービーの思いのままになっていました。この試合は特別調子が良かったとも思いますが。

このシーズンにコービーは念願のシーズンMVPを初受賞。コービーがキャリアでシーズンMVPを1度しか受賞していないのは、結構意外ですよね。

カンファレンス1位の成績でレギュラーシーズンを終え、プレーオフでも順当に勝ち進めましたが、NBAファイナルでセルティックスに敗れました。

2012-13シーズン

この年は、素晴らしくも切ないシーズンでありました。

このブログでも何度も紹介していますが、このシーズンは、スティーブ・ナッシュとドワイト・ハワードがレイカーズにやってきた年。

2012‐13シーズンのレイカーズのガッカリ感を振り返る[part1] - NBA ROOM

シーズン開幕前から常勝を期待されていましたが、スーパースター達はほとんどかみ合わず、結果的にはコービーが一人で引っ張て行くといういつもの構図に。

思いのほかナッシュがPGとしてチームを引っ張れなかったこともあり、コービーは司令塔の役割まで担うことに。試合では2ケタアシストを連発していました。

この年のスタッツは、27.3得点 6.0アシスト 5.6リバウンド 1.4スティール FG46.3%.

シュート確率は、キャリアトップクラス。これが、34歳の選手のスタッツとは。プレースタイルとしては、この年はダンクが多めだった印象があります。

レイアップでもいいように思えたシーンでも、気持ちを込めて手を最後までリングに残す力強いダンクを叩き付けていました。そのコービーは、とにかくかっこよかった。

同時に、34歳でこのパフォーマンスを魅せるコービーはマジで人間じゃねえなとも思いました。

このシーズンのコービーのダンクハイライト動画がこちら。

この当時のコービーをリアルタイムで観れていた自分は本当に幸せでした。

 

クラッチタイムに強いコービーも健在で、2013年3月8日(現地時間)に行われたラプターズ戦なんかは、数多くのコービーの名試合の中でも特に記憶に残るものになっています。

試合時間残り1分57秒、100-105の5点ビハインドの場面から。

完全にゾーンに入っていました。鳥肌モノです。

4Qラスト数秒の3Pは、3人のディフェンスを振り切ってからボールを受け取っていますね。これだけの密集地帯の中で、シュートが打てただけでも凄い。

この場面では、ラプターズのHCはファウルをしてコービーを止めるようにと指示を与えていたそうですが、ラプターズ選手たちはコービーを前にフリーズしてしまっていたとのこと。マンバの覇気にやられたな。

そしてご存知の通り、このシーズン終盤にコービーはアキレス腱を断裂しました。

アキレス腱を断裂した試合の対戦相手は、カリー率いるウォリアーズだったんですよねえ。

コービーは、このシーズンでキャリア最後の"オールNBA1stチーム"入りを果たしています。この年を、コービーの"Last Elite Season(ラストエリートシーズン)"と形容する人がおおいみたい。

切ねえ。。

 

 

以上、

特に凄かった、というか特に僕が好きだった5つのシーズンを振り返ってみました。 

個人的ベストは2007-08シーズン!

迷いましたが、個人的ベストシーズンは2007-08シーズンに決定しておきます。ピックアップした5つの中で、最もチーム成績が良かったシーズンです。

チーム成績の良さを重視したわけではないんですが、特に個人スタッツの凄まじかった05-06と06-07シーズンは、レイカーズが負けまくっていました。そのせいで、コービーが明るい表情をしていた印象があまりないんですよね。

これは、大きなネガポイント。

実際、この当時はスティーブ・ナッシュが一番のお気に入りだった自分も、プレーオフで2季連続でサンズの前に散ってフラストレーション爆発のコービーに対して「フハハハ、ざまあみろ」と思っていましたし。

直観的に、チームの勝ち星も多かった07-08シーズンが、キラキラとしているイメージです。

ファンとしては「最も観ていて面白かったシーズン=その選手のベストシーズン」となりますね。

 

コービーの偉大さを確認するいい機会になりました。

 

それでは、

Mamba Out!!